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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第34章 真実
「何度も連れ回されて、俺はあの人が信じられなくなった。あの人から離れたくて、何度も家を出ようとしたこともあった。でも俺がいなくなったら、誰が陽菜を守るんだ?と思ったら俺はあの人に従うしかなかった」
「真人お兄ちゃんっ……」
知らなかった。真人お兄ちゃんがお母さんからそんな扱いを受けていたなんて……。だからあの時、お母さんに「子供は道具じゃない!」って叫んでいたんだね。
「私、自分のことしか見えてなかった……」
自分だけが辛い思いをしていると思っていた。
「だからさ、あの人がこの家を出て行った時、すごくホッとしたんだ。もうこれで家族を脅かす存在はいないって。世の中から見れば、俺たちの家族愛は歪んでるかもしれない。でもこれが俺たちの家族の在り方で幸せなんだ」
「お兄ちゃん……」
「だから陽菜、俺のトラウマなんて気にすんな。俺は陽菜さえ、居てくれたらそれでいいから。だからもう、勝手に俺の前から居なくなるなよ?」
真人お兄ちゃんから熱い眼差しで見つめられて、私の胸は高鳴った。
「真人は強いね」
「んなことねーよ、陽菜の存在が自分を強くしてるだけだし……」
「私、わからないよ……。どうしてお父さんも真人お兄ちゃんも、そんなに私のことを大事にしてくれるの? 私は二人に何もしてあげられてないのに……」
すると、お父さんと真人お兄ちゃんはクスッと微笑むと、私を挟むようにしてベッドに座った。そして二人に両側から頬にキスをされた。
「陽菜を愛しているからだよ」
「人を好きになるのに、理由なんてねえよ」
「……っ……」
「真人お兄ちゃんっ……」
知らなかった。真人お兄ちゃんがお母さんからそんな扱いを受けていたなんて……。だからあの時、お母さんに「子供は道具じゃない!」って叫んでいたんだね。
「私、自分のことしか見えてなかった……」
自分だけが辛い思いをしていると思っていた。
「だからさ、あの人がこの家を出て行った時、すごくホッとしたんだ。もうこれで家族を脅かす存在はいないって。世の中から見れば、俺たちの家族愛は歪んでるかもしれない。でもこれが俺たちの家族の在り方で幸せなんだ」
「お兄ちゃん……」
「だから陽菜、俺のトラウマなんて気にすんな。俺は陽菜さえ、居てくれたらそれでいいから。だからもう、勝手に俺の前から居なくなるなよ?」
真人お兄ちゃんから熱い眼差しで見つめられて、私の胸は高鳴った。
「真人は強いね」
「んなことねーよ、陽菜の存在が自分を強くしてるだけだし……」
「私、わからないよ……。どうしてお父さんも真人お兄ちゃんも、そんなに私のことを大事にしてくれるの? 私は二人に何もしてあげられてないのに……」
すると、お父さんと真人お兄ちゃんはクスッと微笑むと、私を挟むようにしてベッドに座った。そして二人に両側から頬にキスをされた。
「陽菜を愛しているからだよ」
「人を好きになるのに、理由なんてねえよ」
「……っ……」

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