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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第34章 真実
 その時、ガタンッと病室の外で音がした。そして扉が開いたかと思うと、真人お兄ちゃんが真っ青な顔をして入ってきた。


「真人……!」

「親父、今の話……」


 真人お兄ちゃんはチラッと私を見ると、泣きそうな表情になった。


「……なんで俺だけ、陽菜と血が繋がってるんだよっ!」

「!」

「親父も兄貴も、陽菜と血が繋がってないなんて……!」


 真人お兄ちゃん、全部聞いてたんだ……。


「真人お兄ちゃんも知らなかったんだね……」

「知ってたら、陽菜を独り占めしてた。血が繋がってないってことは、陽菜と結婚できるってことだろ? そんなチャンス、特に兄貴には渡したくない」

「!」


 私はそれを聞いてハッとした。
 じゃあ、もしかしてお父さんとも結婚できるの……?


「私は陽菜と結婚できないよ、法律上では親子だからね。でも、子供は作れる」

「えっ……」


 そういえば前に、お父さんの子供が欲しいと言った時、お父さんすごく喜んでいた。


 もしかして、お父さん……私と子供を作ってもいいと思ってる?



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