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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第33章 命の恩人
 目を覚ますと、白い天井が見えた。私はいつの間にか白いベッドで寝ていて、右腕には点滴の針が刺さっていた。
 周りは白い壁に囲まれていて、棚や小さなテレビがあるだけで殺風景な部屋だった。窓はクリーム色のカーテンで閉まっていて、隙間からはオレンジ色の光が漏れている。


 ……私、どうしてこんなところにいるの?


 確かコインパーキングの近くの自販機でお茶を買って水分補給していたのに……そこから記憶がない。


 ……もしかして、倒れたの? それで誰かが私をここに……?


 その時、部屋のドアが開いた。


「良かった、目を覚ましたんですね」


 部屋の中に入ってきたのは、メガネをかけた綺麗な大人の女性だった。髪を一つにまとめて、スーツを着ている。


「気分はどうですか?」


 女性はベッドのそばの椅子に座って、私のことを心配してくれた。


「……あの、私……倒れたんでしょうか?」

「ええ、そうです。あなたが歩道で倒れているのをうちの社長が見つけて、救急車を呼びました」

「!」

「軽い熱中症だそうですよ、大事にならなくて良かったです」


 私はそれを聞いて、泣きそうになった。




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