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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第32章 お父さん、嫌いにならないで
自分の部屋に入ると、すぐに真人お兄ちゃんがドアをノックして入ってきた。
「陽菜、今いいか?」
「う、うん……」
「陽菜、あの人が言ったこと、まだ気にしてる?」
「……えっ……」
「そのせいで陽菜が元気ないんなら、もう気にしなくていいって思ったんだけど……そんなにすぐ気持ち切り替えられないよな」
「……」
「大丈夫だよ、陽菜。俺も親父も、陽菜のことが一番大事だから心配しなくていい。今までもこれからも、陽菜は大切な家族なんだから」
「……っ……」
真人お兄ちゃんは私のために言ってくれたんだろうけど、その言葉は更に私の心の傷を抉った。
「……私は……じゃないのに……」
「え?」
私は本当の家族じゃないのに……真人お兄ちゃんは何も知らないの? 私がお母さんの浮気相手の子供だということ、産まれてきちゃだめな存在だったこと。
「……お兄ちゃん、ごめんね……」
「なんで謝るんだよ、陽菜が謝ることじゃないだろ」
だって私、本当はここにいちゃいけないんだよ。ずっと、ずっと……お父さんを苦しめてきたんだよ? だから、愛される資格なんてないんだよ……。
「陽菜、今いいか?」
「う、うん……」
「陽菜、あの人が言ったこと、まだ気にしてる?」
「……えっ……」
「そのせいで陽菜が元気ないんなら、もう気にしなくていいって思ったんだけど……そんなにすぐ気持ち切り替えられないよな」
「……」
「大丈夫だよ、陽菜。俺も親父も、陽菜のことが一番大事だから心配しなくていい。今までもこれからも、陽菜は大切な家族なんだから」
「……っ……」
真人お兄ちゃんは私のために言ってくれたんだろうけど、その言葉は更に私の心の傷を抉った。
「……私は……じゃないのに……」
「え?」
私は本当の家族じゃないのに……真人お兄ちゃんは何も知らないの? 私がお母さんの浮気相手の子供だということ、産まれてきちゃだめな存在だったこと。
「……お兄ちゃん、ごめんね……」
「なんで謝るんだよ、陽菜が謝ることじゃないだろ」
だって私、本当はここにいちゃいけないんだよ。ずっと、ずっと……お父さんを苦しめてきたんだよ? だから、愛される資格なんてないんだよ……。

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