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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第32章 お父さん、嫌いにならないで
次の日も、その次の日も、私はお父さんとセックスする。まるでそれが義務かのようにセックスする。だけどすればするほど、虚しくなった。
「許せないよな」
突然、真人お兄ちゃんが発した言葉にビクッとした。夕飯後、私に対して言ったのかと思ったら、テレビで女性芸能人の不倫ニュースがやっていて、それをリビングでお父さんと真人お兄ちゃんが見ていた。
「不倫相手の子供を、しれっと夫の子供として育てていたなんて……こえーよな」
「!」
まさに自分と同じ状況で血の気が引く。その女性芸能人は町でインタビューされた人やコメンテーターからも批判を浴びていて、世間は相手の夫に同情していた。
『ショックでした……まさか自分の子供が他人の子供だったなんて……。子供とこれからどう接していけばいいのかわかりません……』
私は夫側の言葉を聞いて、更に胸がざわついた。このニュースを見て、お父さんは今どう思っているんだろう。それを聞くのが一番怖い。
「……あっ……」
私は食器を床に落としてしまい、慌てて拾った。
「大丈夫か? 陽菜」
「だ、大丈夫っ……」
私は二人の顔をまともに見れず、慌てて食器を片づけるとリビングから出て行った。
「許せないよな」
突然、真人お兄ちゃんが発した言葉にビクッとした。夕飯後、私に対して言ったのかと思ったら、テレビで女性芸能人の不倫ニュースがやっていて、それをリビングでお父さんと真人お兄ちゃんが見ていた。
「不倫相手の子供を、しれっと夫の子供として育てていたなんて……こえーよな」
「!」
まさに自分と同じ状況で血の気が引く。その女性芸能人は町でインタビューされた人やコメンテーターからも批判を浴びていて、世間は相手の夫に同情していた。
『ショックでした……まさか自分の子供が他人の子供だったなんて……。子供とこれからどう接していけばいいのかわかりません……』
私は夫側の言葉を聞いて、更に胸がざわついた。このニュースを見て、お父さんは今どう思っているんだろう。それを聞くのが一番怖い。
「……あっ……」
私は食器を床に落としてしまい、慌てて拾った。
「大丈夫か? 陽菜」
「だ、大丈夫っ……」
私は二人の顔をまともに見れず、慌てて食器を片づけるとリビングから出て行った。

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