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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第29章 真人お兄ちゃんの誕生日

「何してるんだよ、ここで」
「見ればわかるでしょ? 就活してんのよ。まだ内定もらってないから」
玲奈さんはスーツを着ている。そういえば真人お兄ちゃんと同じ大学四年生だっけ。
「そうか、まあ頑張れよ」
「……」
「陽菜、行こうぜ」
「う、うん」
真人お兄ちゃんがあっさり元カノから離れようとすると、「待って、真人!」と玲奈さんに呼び止められた。
「なんだよ」
「ねえ、教えて、真人……。あたしが振られたのって、妹のことが好きだから?」
「は?」
私はドキッとした。もしかしてまた手繋いでるの見られてしまった?
「そんなんじゃねぇよ」
「……」
私たちの間に、微妙な空気が流れた。
「あたし、まだ納得してないの……。だってあんなに愛し合ったんだよ? 大学卒業したら一緒に住もうねって約束したのにっ……」
「!」
玲奈さん……まだ真人お兄ちゃんのこと好きなんだ。玲奈さんと一緒に住む約束してたんだね……。
「突然別れたいなんて、どうしてなの、真人……。ちゃんとした理由言ってよ!」
玲奈さんは泣きそうな顔で真人お兄ちゃんにすがりつく。私は胸が痛んで、玲奈さんから目をそらした。
「見ればわかるでしょ? 就活してんのよ。まだ内定もらってないから」
玲奈さんはスーツを着ている。そういえば真人お兄ちゃんと同じ大学四年生だっけ。
「そうか、まあ頑張れよ」
「……」
「陽菜、行こうぜ」
「う、うん」
真人お兄ちゃんがあっさり元カノから離れようとすると、「待って、真人!」と玲奈さんに呼び止められた。
「なんだよ」
「ねえ、教えて、真人……。あたしが振られたのって、妹のことが好きだから?」
「は?」
私はドキッとした。もしかしてまた手繋いでるの見られてしまった?
「そんなんじゃねぇよ」
「……」
私たちの間に、微妙な空気が流れた。
「あたし、まだ納得してないの……。だってあんなに愛し合ったんだよ? 大学卒業したら一緒に住もうねって約束したのにっ……」
「!」
玲奈さん……まだ真人お兄ちゃんのこと好きなんだ。玲奈さんと一緒に住む約束してたんだね……。
「突然別れたいなんて、どうしてなの、真人……。ちゃんとした理由言ってよ!」
玲奈さんは泣きそうな顔で真人お兄ちゃんにすがりつく。私は胸が痛んで、玲奈さんから目をそらした。

