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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第26章 キャンプでセックス(1)
「どうしてあなたまで来てるのかしら、大翔」


 車の助手席で、静江さんが不機嫌な顔で話す。その理由は、


「しょうがないだろ、親父に運転頼まれたんだから」


 大翔お兄ちゃんが運転していたからだった。


「すまないね、静江さん。最近、長時間椅子に座ると腰が痛くてね」


 お父さんは私の隣でそう言った。


「親父も年だよな、無理すんなよ」


 反対側では真人お兄ちゃんがお父さんを年寄り扱いしている。私は後部座席でお父さんと真人お兄ちゃんに挟まれながら二人の会話を聞いていた。それが気に食わないのか、さっきから静江さんがサイドミラーからこっちの様子をチラチラ伺っている。


 静江さんからキャンプのお誘いの電話があったあと、家族で作戦会議を開いた。たぶん静江さんの計画では、コテージでお父さんと二人で過ごすつもりなんだと思う。だから何かしらの方法で、私とお父さんを近づけないようにしてくるだろうと。


 真人お兄ちゃんはもちろんのこと、大翔お兄ちゃんもそれを阻止すると言ってくれて、一緒に来てくれた。もちろんお父さんが腰痛でというのは嘘で、毎日私とセックスしてるお父さんは疲れ知らずでピンピンしてる。



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