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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第24章 メイドカフェのバイト
「いってらっしゃいませ、ご主人様」


 私は微笑みながら、ご主人様を見送る。


「あれ? 陽菜ちゃん、下まで見送ってくれないの?」

「え?」

「先輩に教わらなかったのかい? ご主人様を外まで見送るってこと」
 
「……」


 そうだったっけ?
 私は沙耶の説明を思い出してみるものの、あやふやではっきりとわからなかった。


「ほら、行くよ」


 おじさんは強引に私の左手首を掴んで引っ張る。そして二人でエレベーターに乗り込むと扉を閉めた。


「陽菜ちゃん、今日は陽菜ちゃんに会えて嬉しかったよ」


 おじさんは私の左手首を離してくれない。しかもどんどん近づいてきて、エレベーターの隅に追いやられた。


「陽菜ちゃん、次の出勤はいつ?」


 やっぱり、おかしい。
 やっぱり店の外までお見送りするなんて教わってない。だけどそう気づいた頃には遅くて、私はおじさんに右手首も掴まれ、エレベーターの壁に押さえつけられた。




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