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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第22章 真人お兄ちゃんの気持ち
 私と真人お兄ちゃんは池本先生の車で家まで送ってもらった。


「先生、今日は本当にありがとうございました」

「今日は疲れただろ、ゆっくり休めよ」


 池本先生は優しく微笑む。私は池本先生を頼って本当に良かったと思った。


「先生、陽菜を保護してくれてありがとうございました」


 真人お兄ちゃんは先生に頭を下げた。


「真人くん。彼女が一番安心できる居場所は、君のそばだからね」

「はい」


 なんだか二人の会話を聞いて、胸がいっぱいになった。先生も真人お兄ちゃんも、私のことを大切にしてくれてるのがひしひしと伝わってくる。


 先生を見送ったあと、私と真人お兄ちゃんは家の中に入った。


「……ただいま」

「おかえり、陽菜」


 真人お兄ちゃんはそう言ったあと、私を強く抱きしめた。


「真人お兄ちゃ……」

「ほんと、無事で良かった……!」

「!」


 真人お兄ちゃんの身体は冷たい。こんなに冷たくなるほど、雨の中私を探し回ってくれたんだ。


「もう、勝手にいなくなるなよっ……」

「……うんっ……」


 私は真人お兄ちゃんの背中に手を回した。私よりも大きくてがっしりとしているのに、今は弱々しく感じる。




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