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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第21章 先生の部屋

たしかに静江さんは私の大事なものを奪うと言っていた。じゃあ、あの時の謝罪と告白は嘘なの? 嘘をついてまで、私とお父さんを陥れたいの?
「水嶋がずっと一人で抱え込んでいたように、お父さんも一人で抱え込んでるかもしれない。だから一度、話し合ったほうがいいと思う」
「……うん……」
「脅されてることも絶対に話した方がいい。これはもう、浮気したからやり返すとかの域を超えてるから」
「でも……」
「わかるよ、不安だよな? 自分が相談したことで家族の秘密が世間にバレるんじゃないかって」
私は頷いた。だから私はずっと自分が我慢していればいいって思ってた。
「でも水嶋が黙っていても、静江さんがバラさないとは限らないよ」
「えっ……」
「目的のためには手段を選ばない人間もいる。向こうがこっちの弱みを握っているなら、こっちも相手の弱みを握るしかない」
「弱み……」
「何かないか? 相手にとって都合が悪いこと」
「……あっ! そういえば、あの男の人……ファミレスで私を尾行していた人」
「うん」
「静江さん、セフレだって言ってた……」
「証拠はある? 音声データとか」
私は頭を左右に振った。
「水嶋がずっと一人で抱え込んでいたように、お父さんも一人で抱え込んでるかもしれない。だから一度、話し合ったほうがいいと思う」
「……うん……」
「脅されてることも絶対に話した方がいい。これはもう、浮気したからやり返すとかの域を超えてるから」
「でも……」
「わかるよ、不安だよな? 自分が相談したことで家族の秘密が世間にバレるんじゃないかって」
私は頷いた。だから私はずっと自分が我慢していればいいって思ってた。
「でも水嶋が黙っていても、静江さんがバラさないとは限らないよ」
「えっ……」
「目的のためには手段を選ばない人間もいる。向こうがこっちの弱みを握っているなら、こっちも相手の弱みを握るしかない」
「弱み……」
「何かないか? 相手にとって都合が悪いこと」
「……あっ! そういえば、あの男の人……ファミレスで私を尾行していた人」
「うん」
「静江さん、セフレだって言ってた……」
「証拠はある? 音声データとか」
私は頭を左右に振った。

