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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第16章 家族旅行(2)
「お父さん……水飲みたい……」

「わかった。起き上がれるかい?」


 私はゆっくりと起き上がって、お父さんからペットボトルの水を受け取った。


「うっ……ゴホゴホッ!」


 水が変なところに入ってむせてしまった。


「陽菜、大丈夫かい?」

「私、タオル持ってきますね」


 静江さんが立ち上がって、その場から居なくなった。私は今しかないと思って、お父さんの懐に抱きついた。


「……陽菜?」


 だけどすぐに足音が聞こえて、お父さんから離れた。


「はい、陽菜ちゃん。タオル使って」

「……」


 私は静江さんからタオルを受け取った。
 だめだ……お父さんと二人きりになりたいのに、静江さんがいるから何もできない。


 私はペットボトルの蓋を閉めて、布団のそばに置いて、布団に横になった。


「お義父さん、陽菜ちゃんをしばらく寝かせてあげましょう」

「大丈夫なのかい? 陽菜」

「……大丈夫だよ、お父さん……」


 私は力なく微笑んだ。






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