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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第16章 家族旅行(2)
 お父さんと大翔お兄ちゃんは静江さんがいるからか、必要以上に私に接して来ない。私は静江さんが輪の中心になっていることに不満を抱いてしまった。


 本当なら今頃、部屋に着くなりお父さんとお兄ちゃんとセックスしてたかもしれないのに……。


 それになんだかんだ、大翔お兄ちゃんは静江さんと仲がいい。私が入る隙間なんて全然なかった。


「どうしたの、陽菜ちゃん。元気ないわね?」


 ぼーっとしてたら、静江さんが話しかけてきた。


「あ……、ちょっと疲れちゃって……」

「ふふっ、海ではしゃいだのかな? お風呂から出たらマッサージしてあげよっか?」

「えっ……、いえ……大丈夫です」

「遠慮しなくていいのよ。私マッサージするの、得意だから」

「ああ、そうだな。静江のマッサージはほんと効くんだよ」

「そうなのかい? じゃあ私もお願いしようかな」


 お父さんっ……。


「任せてください。気持ち良くさせていただきますね」


 やだ、やめて……。
 お父さんに触らないでっ……。






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