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大きなクリの木の下で
第15章 結ばれる夜

お互いに抱き合い、頬や首筋にキスの嵐を降らす。
音を立てて強くしっかりと跡が残るくらい吸いつきあった。
明るい陽の下で肌を露出するワンピースを着たら激しく愛し合ったのがバレバレになるほどにキスマークを付けあった。
静香の手がオドオドしなながら下腹部を撫でてゆき、
やがてその手は屹立した男性自身を捉えた。
その先端はドロっとした先走り汁が垂れまくり、まるで指にしみ込んでくるようだ。
しっかりと手で触れてあげると、ビクビクと動いて嬉しがる。
彼も静香の股間に手を伸ばしてくる。
「おまんこ…濡れてるね」
「あなたもこんなに漏らしてる。今度は、さっきみたいにすぐに逝っちゃだめよ」
「分かってるよ、ううぅ!」
すぐに逝くなと言いながら、手で男根を掴んでシコシコし始める。
我慢汁が手に付いてそれが潤滑油となり、滑りを得た手はそれを伸ばしながら全体をしっかりとシコシコしてゆく。
中学生の時に養父に叩き込まれた技巧で竹本の男根は反り返って震えていた。
お返しとばかりに彼は静香の膣に指を入れてゆく。
彼を初めてディナーに招待した夜、彼から与えられた手マンの快感がゾクゾクと全身を駆け巡って思い出される。
互いの体が火照りあい、心臓の強い鼓動で体が震えるくらい昂ぶってゆく。
シャワーで綺麗にした身体は、すでにお互いに汗ばんでヌラヌラとテカっていた。
「ああぁ、気持ちいい。久しぶりのあなたからの指まんこ…感じちゃう」
「僕も君に手コキされて気持ちいい。
もう我慢できない…僕の子供を君に宿したい」
「孕ませて!私、あなたの子供を産みたいわ!」
ベッドの上で股を開いて竹本が挿入してくれるのを、今か今かと待ちわびた。

