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大きなクリの木の下で
第14章 竹本伸和の正体

「今日はなんだか乗り気じゃないみたいね」
肘や膝の曲げ伸ばしだけのリハビリなので、
リハビリ室ではなく病室での運動を理学療法士の村中理恵が進言してくれて、リハビリと言う名の二人だけの会瀬を楽しんでいた。
いつもなら胸やお尻にタッチしてくるのに
この日の竹本は気もそぞろで、心ここにあらずといった具合だった。
「私のマッサージ、気持ちよくない?」
彼女の手は太ももからゆっくりと鼠径部に向かって上がってくる。
「いや、上手だと思うよ
とても気持ちいいからね」
「だったら、ココを反応させなさいよ!」
苛立った理恵が、かなり強めにペニスを握りしめた。
「いててて…おい、そこはナイーブなところなんだから手荒に扱うなよ」
「なによ!こんな絶世の美女が竹本さんのおちんちんを握ってあげてんのよ。
ピクリともしないなんてインポになっちゃったの?」
「あははは、絶世の美女って周りの人間が褒め称えて言う言葉だぜ。
自ら絶世の美女だなんて言っちゃいけないよ」
「じゃあ私は美女の部類には入らない?」
「いや、どこからどうみても君は美しいよ」
「うふふ、ありがとう」
理恵は満面の笑みを浮かべると、ベッドに上がってきて、竹本の体に馬乗りになった。
「ねえ、勃たせなさいよ、ハメさせてあげるから…」
「う~ん…そういう気分じゃないんだよなあ」
「じゃあ、そういう気分にさせてあげるわよ」
理恵はジャージパンツを脱ぎ捨てて、Tバックショーツの桃のような尻を竹本の顔に落としてきた。

