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第7章 一人遊び

際限なく興奮が昂っていく自分が怖かった。
今まで指で一人遊びをした経験はあるけれど、ここまでこんな風に乱れる事はなかった。

「ひぁ…ッ、いっ…イっぢゃぅ…！イっ…～～ッッ！！！」

中がびくびくっ！と痙攣して、身体もそれにつられて不規則に跳ねる。ディルドから伝わる指先の感覚が恥ずかしくて、なのにとんでもなく気持ちよかった。
ディルドを持つ手の握力が抜けると、膣圧に負けてディルドがずるりと抜け落ちた。

「んっ、伸和…も、許して…深く逝っちゃった…動けない…」

許すもなにも、これは一人遊びなのだ。
実際にはこの場にいない幻覚の竹本に許しを乞う必要などないのだけれど、静香の幻覚はあくまでも竹本に大人のおもちゃを使って責められているのだと思わせた。

－ 逝っちゃった？偉いね、よく頑張ったね。
でもまだ駄目だよ、だって、僕はまだ勃起したまんまなんだから －

さあ、こっちにおいでと、竹本に手を引かれて立たされる感覚…

そのままバスルームに足を踏み入れた。