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大きなクリの木の下で
第6章 救急病院にて

「おいで…」
そう言ってあげると静香は目を閉じて頬を染めた。
チュッ…
まるで高校生のファーストキスのような唇が触れるか触れないかのようなフレンチ・キス…
その初々しさがたまらなくて、早くもペニスがフルに勃起した。
「ねえ、頼むよ…」
竹本は視線を己の股間に向けて、静香にフェラチオしてくれとせがんだ。
薄い掛け布団を跳ねのけるように、竹本の股間は見事なテントを張っていた。
「もしかして、ナースさんに弄られた時も勃起してた?」
「おいおい、人を好色魔のように言わないでくれるか
女なら見境なく勃起させるとでも思っているのかい?」
「うふふ、冗談だってば」
静香のか細い手が薄い掛布とんの中に潜り込んで、
カテーテルを外してもらって自由の身になった砲身を握ってきた。
「あなたのコレ…握るのは久しぶりだわ」
「君に握ってもらいたくてウズウズしてたんだよ」
美代子にも同じ台詞を言ったのかしら?
そんなことを考えると少しだけ静香の表情が曇った。
「まさか変なことを想像した?」
「だって…美代子はあなたといっぱいスケベなことをしたって教えてくれたし」
「信じてくれ君を一番愛しているんだ」
うん、信じてあげるわ。
そう言って静香は頬張った。

