この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きなクリの木の下で
第6章 救急病院にて

竹本が眠りから目を覚ますと
そこは病院のICUだった。

体を起こそうとすると身体中に激痛が走った。

「あっ!目が覚めたんですね?
今すぐ先生に来てもらいますから、そのまま安静にしておいてくださいね」

パタパタと小気味良い足音を残して若いナースがICUの小部屋から出ていった。

すぐさま白衣のドクターが先ほどのナースと一緒になって現れた。
その後ろに目付きの悪い二人の男がスーツの上に簡易の使い捨て白衣に身を包んで待機している。
一目見ただけで、その二人が警察関係なのだと察しがついた。

「どこか痛みますか?」

痛いのを承知しながら定例句のようにドクターが聴診器で心音を聴きながら竹本に話しかける。

「痛いですよ…身体中、どこもかしこも」

そのように答えると「でしょうね」と笑いを堪えながらドクターは「バイタルは安定していますよね?」とナースに確認した。

「バイタル良好です」

ナースの答えに満足そうにうなづきながら、
「派手にやられちゃいましたね、ここまで酷いのは交通事故の被害者並みですよ」と言って、電子カルテのレントゲン写真を見せてくれた。
/145ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ