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濡れた砂漠の村2
第1章 深緑の湖
クラブの同期の奴は、私にちょっかいを出して、からかってくる。あまりにうるさいので、講義中なのに、先生から注意されないか心配になる。男女の関係とかを意識したことのないような、そう言う仲間的な感じ。からかわれたり、みたいなそんなかんじだ。あまりにも彼がうるさくなって、とりあえず教室から出ることにする。彼を連れて飲み物でも飲みに行くことにする。キャンパスにはいくつもの校庭があるが、寂れた一つのベンチに座って甘いコーヒードリンクを飲む。

あのさ、私といまから、セックスしにいく?

え?と彼は呆気に取られる。

あのね、私あなたのこと好きだよ。大好きとか付き合いたいとかじゃないけど。初めての人にしたい、安全で、なんかいいかなって思うんだ。いや?

あの、、いや、いいけど、、、


からかったり、ジョークにしないってだけ、約束して。私真面目に考えてるんだよ。


わかった、いいよ。


そうして私たちは連れ立つ。

近場さじゃみんなに見つかってからかわれたり、うわさになるから、少し遠出しようか。


私たちはt駅を選ぶ。いつもの冗談ばかりのやり取りとは打って変わって、2人とも俯いたまま言葉少なめだ。とりあえず場所を探し、中へ入る。


あのさ、後から付き合ってとか言わないし、追いかけたりもしない。だけど今この瞬間だけは、私のこと愛しい恋人みたいに、してくれる?

そう言って服を脱ぐ。

わかったよ。

緊張して2人とも指が少し震えてしまう。

あのさ、一緒にシャワーはいる?

うん。

2人で初めて手を取り合い、お互いを流し合う。お互いのことは照れて見ることができない。

タオルで乾かした体をベッドに横たえる。

じゃあ、ありがとう。やろうか?

私がそう言うと、彼は私に優しく被さり、ゥァギナを少し指で開き、ペニスをゆっくりと刺す。

大丈夫?痛い?

そう優しく確認する、彼。私は大丈夫、痛いけど、やりたいから。と答える。

最後まで入ったところで、好きなように、aくんが気持ちいいように動いていいよ、と、励ます。彼は大きく呼吸をし始める。私は痛いながらも、新たにひろがる世界に胸が踊る。彼が程なく尽きて、私に覆い被さる。

お前のこと好きだけど。

そう、つぶやいた彼が恥ずかしそうにしている。そして私たちは抱きしめ合い、しばしまどろむ。



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