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午後四時までの性隷
第2章 きっかけはゴシップ誌
縛られたら痛いはずです。

でも、あやめさんの表情は苦しんでいるというより、悦に入っているように見えました。

次のページでは思わず息を飲んでしまいました。

後ろ手になって荒縄で上半身を菱形に縛られたあやめさん。

もちろん全ての着衣はありません。

布団の上に寝かされ、Mの字に脚を広げています。

その付け根には男性の後頭部が…。

ぎちぎちに縛られた女性の秘部を男性が舐め回していました。

仕事とはいえ、あやめさんの表情がまたいやらしいのです。

陶酔し切っている瞳。

眉間を縦に走る皺。

半開きになった唇。

上気だった頰。

きっと深い吐息が口から漏れているのでしょう。

その息遣いが私にまで伝わってきます。

日頃の欲求不満が祟ったのでしょうか。

私まで身体が火照っていきます。

「な…なんだか、体が熱いわ…」
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