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午後四時までの性隷
第2章 きっかけはゴシップ誌

しかし、その日の午後、夫の会社のあのゴシップについてワイドショーが取り上げたのです。
そこで「あっ!」と思い出しました。
私はシンクの下に咄嗟に隠したあのゴシップ誌を再び手に取り、パラパラとめくってみたのですが、夫の会社のゴシップよりも、雑誌の中心にある分厚い袋とじに目が行ったのです。
「冷泉あやめ・初めての緊縛」
最近テレビにも出だしている、新進のアダルトビデオ女優です。
顔だけは知っていましたが、当然ながら彼女の裸は見たことがありません。
私はつい、興味本位で袋とじを破ってみました。
『えっ…、な…なにこれ…』
あやめさんのメリハリの利いたパーフェクトな身体を、縦横無尽に縄が走っているじゃないですか。
でも、それには規則性があります。
左右対称の美。
縛られている女体自身の美しさ。
私は、生まれて初めて見る緊縛というものに、目が釘付けになったのです。
そこで「あっ!」と思い出しました。
私はシンクの下に咄嗟に隠したあのゴシップ誌を再び手に取り、パラパラとめくってみたのですが、夫の会社のゴシップよりも、雑誌の中心にある分厚い袋とじに目が行ったのです。
「冷泉あやめ・初めての緊縛」
最近テレビにも出だしている、新進のアダルトビデオ女優です。
顔だけは知っていましたが、当然ながら彼女の裸は見たことがありません。
私はつい、興味本位で袋とじを破ってみました。
『えっ…、な…なにこれ…』
あやめさんのメリハリの利いたパーフェクトな身体を、縦横無尽に縄が走っているじゃないですか。
でも、それには規則性があります。
左右対称の美。
縛られている女体自身の美しさ。
私は、生まれて初めて見る緊縛というものに、目が釘付けになったのです。

