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誰にも言えない回顧録
第2章 28歳 大学職員
それまで紳士的に振る舞っているパパが、浴室に入ると豹変する。
まるでむさぼるかのように容赦なく私の身体をくまなく愛撫するようになっていた。
背筋に舌を這わされながら脇の下から両の乳房をねちっこく撫でられ、指戯だけで乱れさせられたり。
浴槽の縁に腰掛けて、延々クリトリスを舌でねぶられ続け、突き抜ける快楽にもう堪えきれないと涙を流して訴えてもやめてもらえなかったり。
立たされたまま耳元でいやらしい言葉を囁くばかりで、身体に触れられてもいないのに膝下まで蜜が溢れ、ことさらそれを指摘されて羞恥に身慄いさせられたり。
ためらう私を無理やりに四つん這いの姿勢でお尻を高く上げさせ、剥き出しになったお尻の穴までもを愛された。
両手指でクリトリスから溝襞までもたっぷりと揉みほぐされながらお尻の穴に浅く舌先が潜り込んだ瞬間、私は初めての知覚に怯えながらもひどく乱れる醜態を晒した。
どんな時も、私は両掌で自分の口をぐっと押さえておくのがお決まりになっていた。
様々な快楽を教え込まれた肉体が、嬌声を堪えることはもはや不可能だった。
喉を引き攣らせ、無意識にのけ反ってしまう。
天井の換気口を蕩けた目つきで見上げながら、吐き出すしかない嗚咽を掌で抑え込むのだった。
パパが繰り返す。
いけない子だ
いやらしいことをしてこんなに喜んでいる
言われるたびに心が震え、満たされていく。
そして嗜虐が広がり、さらに蜜を零す。
ひとしきり愛され終わる頃には、私は喉の奥まですっかり渇き切り、決まって放心状態にさせられているのだった。
パパは常に浴室でしか行為に及ぼうとしなかった。
浴室は私にとって特別な空間となった。
それに何をされても、最後にシャワーで洗い流せば痕跡も残らない。
そこまで飼い馴らされても、パパは自身の欲情を私に感じさせることはなかった。
6年生になって学校の修行で性教育はあり、少しは知識を蓄えていく中で、心のどこかでそれを不思議に思うようになっていった。
いつものように浴室で淫らに愛され始めた時、思いきって疑問をぶつけてみた。
パパの身体はどうなっているの?
逡巡があった後。
知りたいかい?
そう言って、パパはバスチェアに私を座らせ、私に見せつけるように仁王立ちになった。
言葉では知っていた実物を、間近に見つめたのはその時が初めてだった。
目が離せなくなった。
まるでむさぼるかのように容赦なく私の身体をくまなく愛撫するようになっていた。
背筋に舌を這わされながら脇の下から両の乳房をねちっこく撫でられ、指戯だけで乱れさせられたり。
浴槽の縁に腰掛けて、延々クリトリスを舌でねぶられ続け、突き抜ける快楽にもう堪えきれないと涙を流して訴えてもやめてもらえなかったり。
立たされたまま耳元でいやらしい言葉を囁くばかりで、身体に触れられてもいないのに膝下まで蜜が溢れ、ことさらそれを指摘されて羞恥に身慄いさせられたり。
ためらう私を無理やりに四つん這いの姿勢でお尻を高く上げさせ、剥き出しになったお尻の穴までもを愛された。
両手指でクリトリスから溝襞までもたっぷりと揉みほぐされながらお尻の穴に浅く舌先が潜り込んだ瞬間、私は初めての知覚に怯えながらもひどく乱れる醜態を晒した。
どんな時も、私は両掌で自分の口をぐっと押さえておくのがお決まりになっていた。
様々な快楽を教え込まれた肉体が、嬌声を堪えることはもはや不可能だった。
喉を引き攣らせ、無意識にのけ反ってしまう。
天井の換気口を蕩けた目つきで見上げながら、吐き出すしかない嗚咽を掌で抑え込むのだった。
パパが繰り返す。
いけない子だ
いやらしいことをしてこんなに喜んでいる
言われるたびに心が震え、満たされていく。
そして嗜虐が広がり、さらに蜜を零す。
ひとしきり愛され終わる頃には、私は喉の奥まですっかり渇き切り、決まって放心状態にさせられているのだった。
パパは常に浴室でしか行為に及ぼうとしなかった。
浴室は私にとって特別な空間となった。
それに何をされても、最後にシャワーで洗い流せば痕跡も残らない。
そこまで飼い馴らされても、パパは自身の欲情を私に感じさせることはなかった。
6年生になって学校の修行で性教育はあり、少しは知識を蓄えていく中で、心のどこかでそれを不思議に思うようになっていった。
いつものように浴室で淫らに愛され始めた時、思いきって疑問をぶつけてみた。
パパの身体はどうなっているの?
逡巡があった後。
知りたいかい?
そう言って、パパはバスチェアに私を座らせ、私に見せつけるように仁王立ちになった。
言葉では知っていた実物を、間近に見つめたのはその時が初めてだった。
目が離せなくなった。

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