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誰にも言えない回顧録
第2章 28歳 大学職員
何か言わなければと思うけれども、言葉がうまく出てこない。
鏡越しに向き合っているパパが、自らの着衣を脱ぎながらじっと私を見ている。

お風呂で…
身体を洗ってください…
絞りだした声がかすれてしまう。
パパは静かに微笑んで、傍らのボックスから数枚のティッシュを抜き取った。
そっと足元の蜜溜まりを拭き取り、さりげなく自分のズボンのポケットにしまうと私を浴室へといざなった。


立ったまま壁に手を突きなさい
命じられて私は言われるがままその姿勢を取った。
いいかい、じっとしているんだよ
言いながらパパがまた両脇の下から腕を差し込み、両の乳房に掌を這わせてきた。

耳元に顔を近づけて囁く。
大きな声を上げてはいけないよ
換気扇から外に響いてしまうからね
言われて初めて私はそのことに気が付いた。
窓は締めきっているが、換気扇のファン部分から音は外に筒抜けになる。

恥ずかしい、と意識した途端に声を上げることが怖くなった。
それを察知してか、パパの掌が私の願望を見透かしたようにねっとりと乳房を揉み込んでくる。
まだシャワーも浴びていないのに、肌にじわりと浮かんだ汗粒のせいでパパの手指が湿り、滑るような触感になってゆく。
気持ちいい。はっきりと意識した。

いけない子だ
こんなことをされて喜ぶんだから
パパの指が、あからさまに淫らな指遣いで乳房の頂を弄ぶ。
抱え込まれた腕の中で、私は震える両脚を踏ん張っていた。

汗ばんでいるね
綺麗にしてあげよう
言うなりパパが私の首筋に口づけしてきた。
思いもよらぬ行為。そしてその行為がもたらす羞恥と刺激。
パパの唇が開き、舌先がうなじをなぞり始める。

ただじっと受け止めてはいられなかった。
気付くと私の口元はしどけなく開き、密かに息を荒げてしまっていた。

首筋を這っていた舌先が、次第に肩、そして背中へ降りていく。
まだシャワーも浴びないままでむしろ冷気を感じるはずなのに、全身が熱くなってくる。
パパが上体を沈めていくのに伴って掌も乳房から腹部へ降りてくる。
うっすら肉付いた腹部を撫で回すようにしながら舌が背筋を伝ってさらに下がっていく。

パパがそのまま屈み込んだ。
舌先がお尻の割れ目の入り口に到達する。
反応しようとする間もなく、腕がすっと差し替えられ、私の太腿を内側から押し開いた。

パパの顔が、私の股間に潜り込んできた。
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