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第2章 28歳　大学職員

背後から顔を上に向けて頭を潜り込ませてきたパパが、舌先でちろちろと尻肉のあわいを探り、そのまま完全に私の足下に座り込んでしまった。

脚が押し拡げられ思わずがに股の姿勢になってしまうが、つられて沈み込めばパパの顔に自ら股間を押し付ける格好になってしまう。
焦って腰を浮かせようとして爪先立ちになるが、パパが腿を抱え込んで浮かないように押さえ込もうとする。

肉体への刺激と心の動揺。
パパが間近に私のそこを見ている。
羞恥に身を焦がされる思いの中で、私はそれを喜んでいる自分にも気付き始めていた。

いよいよ。
舌先がでろりと腿奥の柔らかい部分を舐め上げた。
思わず声を上げてしまい、私は思わず両手で自分の口を押さえようとしてしまう。
その拍子に身体が不安定になってよろけてしまう。

ちゃんと手は壁に突きなさい
視線を落とすと下腹部のヘアの下にパパの両眼が覗けている。
目線を離さぬまま、パパが舌先で私の股間を容赦なく舐め回してくる。

言われるがままに壁に両手を預けてしまって無防備な上半身。
露わな胸の合間には汗が滴り始めていた。
そしてその直下で、開かされた両脚の狭間で、パパが取り憑かれたかのように一心に舌を蠢かせている。

声を堪える代わりに、私は喉を力み、口を大きく開いて太い息を漏らし続ける。
（だめ）
（このまま続けられてしまったら、、いつかは）
右手を壁から離し、掌で自分の口を覆う。
ふらついた上半身を支えようとでもするかのように、とっかにパパの左手が伸びてくる。

まだ幼かったはずの私なのに。
上半身下半身同時に嬲られて、すっかりその快楽の虜にさせられてしまっていた。
無意識にパパの舌の動きに合わせて腰をくねらせてしまう。
もはや頭の中か蕩けきっていた。

その時。
唐突にパパが立ち上がった。
再び私の背後に立ち、崩れ落ちかかっていた私の身体を起こしてぐっと抱きしめてきた。

耳元で囁く。
自分が今どうなっているのか言葉にしてみなさい
どうしてほしいのか望みを言ってごらん
誰にも言わない、パパと二人だけの秘密だよ
言うなりパパは私の耳穴に舌をこじ入れてきた。
未知の快感にのけ反ってしまう。

いやらしいことされて、気持ちいい
頭がおかしくなりそう、恥ずかしい
すごい気持ちいい
でも、もっと気持ちよくしてほしい…

堰を切ったように言葉が溢れ出た。