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愛の笛
第2章 同窓会
やがて二人を乗せたタクシーがタワーマンションに到着した。
「す、すげえな…
葉子、ここに住んでいるのかい?」
「たいしたことじゃないわ。低層階だもの、そのうち最上階に住んでやるわ」
さあ、いらっしゃいと連れ込まれた部屋は
低層階と言いながらも15階の部屋だったので窓から見える景色はそんじょそこらの展望台からの風景と遜色がなかった。
「何をボーっと突っ立ているの
こっちよ、いらっしゃい」
訳が分からず草薙はベッドルームに連れていかれて
葉子と対峙するかのように向き合った。
「あなたのせいで飲み会が台無しになったわ
私はね、あなたに気分を害されたの。だから責任を取って頂戴」
責任って言われても…
とりあえず謝るか…
草薙は腰を90度に曲げて深々と頭を下げた。
「そうじゃないでしょ!」
頭上からイラついた葉子の声が草薙の鼓膜を痛いほど罵倒してくる。
わかったよ、わかりましたよ
情けないけど、草薙は膝を折ってしゃがみ込み、日本人として最上級の謝罪のポーズである土下座をしようとした。
「わかってるじゃない」
葉子がズカズカと草薙に近づき、頭を垂れた彼の視線に葉子の華奢な足首が飛び込んでくる。
『頭を床に押し付けろってことか?それとも足の指を舐めろとでも?』
さすがにそこまで虐げられる理由などない。
戸惑っていると「いつまで行動に移さないのよ!」と再び罵倒される。
「いや、こうして頭を下げているんだから、いい加減に機嫌を直してくれよ」
「誰が頭を下げて欲しいと言った?」
「え?」
違うのかい?と視線を葉子に向けた瞬間、彼女はスカートをたくし上げて股間を草薙に見せつけた。
「うわっ!!」
咄嗟に見てはいけないと顔を背けると
「よく見て!!」と命令されたので「じゃあ…失礼します」と彼女の股間をしっかりと見つめた。
『えっ?』
視界に飛び込んできたのは葉子の真っ赤な下着…
そして大事な部分を覆っている割れ目あたりがぐっしょりと濡れて赤い布地がどす黒く変色していた。
最初はお漏らしでもしたのか?と思ったが
たくし上げたスカートの奥からは小便臭ではなく、
なんとも艶めかしい女のアソコの匂いがプンプンしていた。

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