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わたしの昼下がり
第9章 取り込み中
 「井戸端会議が終わってからすぐにピンクのタオルが掲げられてうれしかったですよ」

 ”待ちきれなかったのですよね?”とまでは言われなかったけれど、言われたのと同じですよね…。

 「ああ、そうだ。急に奥さんのご都合が悪くなったときには、ピンク色じゃないタオルを掲げるようにしておきましょうか。でないと、こちらがいつまでも団地をうろうろすることになって、奥さんも気味が悪いでしょうから…」

 確かにそんなこともなくはないと思いました。△井はよく気が回ります。そういう思慮深いところが関係を続けられる理由にもなっている気がします。

 「この前のお部屋でよろしいですか」

 △井が寝室に入っていきます。

 わたしは心の中で呟きながらピンク色のタオルを取り込みました。そして、電話の線を抜いたのでした。

 『今日は奥さんが存分に腰を振ってくださいね』

 仰向けになった△井が、真上にそそり立った△井の肉棒を収めたわたしに言います。

 『遠慮なさらずに…。この団地のつくりはしっかりしていますよ…』

 今日も何度もまぐわって△井が帰っていき、夕方になると生理が始まりました。わたしの腰の振り、少し激しかったかもしれません…。とにかく△井が来る前ではなくてよかったと思いました。

 (今回もちゃんと来てくれてありがとうございます)

 わたしはそっと呟きました。生理が始まったらわたしは何色のタオルを干したらいいのかしら…。

 『奥さんさえいいのならボクは構いませんよ。”旗日”なら”旗日”なりの楽しみ方もありますからね』

 △井ならきっとそう言ってくれることでしょう。わたしは、ふたりの汗と体液で湿ったシーツを洗濯機に入れました。必要以上に汚れなくてよかったと思いながら。
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