この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第25章 女子会招集

片づけを始めた男性陣が気が付いたこと。それは、打席近くのテーブルに置かれた紙。
『重村会長をはじめ会員の皆様。今日はありがとうございました。本来、ボールの回収、打席の清掃、ゴミの収集などご一緒にするべきだとわかっておりますが、本日の状況を鑑みて、先に帰宅することをお許しくださいませ。実雅子』
と、あった。見つけた茂が定勝を呼んだ。呼ばれて、
「どうした?」
と、ゴミ袋を片手に歩いてきた定勝。
「これが」
茂が実雅子の置手紙を定勝に見せた。
「ほう・・・」
と、読む定勝。ボールを集めて戻ってきた斎田兄弟と壮輔、勝兵、慎二。
回し読みした男性陣。
「できた女だな」
と、定勝。
「そうですね。あの状況で、こんな文章を残せるものですかね?」
と、誰に尋ねるでもなく独り言のように話した茂。
「うちの妻には無理だな」
と、苦笑いする定勝。
「それは同じですよ」
と、応じる茂。
「うちなら大暴れして、ケガ人が出てますよ」
と、壮輔が笑うと、
「そうですよ。死人が出てもおかしくない状況でした。わかっておられると思いますが、さきほど、実雅子さんに皆さんが迫った時、我々男性も、集まっていた女性も、誰もクラブを持っていなかった。練習が終わりということで、テーブルに立てかけたり、帰り支度で仕舞ていたりで。でも、実雅子の手元にはユーティリティがあった。あれを振り回されたら、終わりでしたよ」
と、苦笑いしたのは、斎田章。
「え?」
びっくりした慎二。そして、壮輔、勝兵、志温、さらに、茂、定勝も顔色が変わった。思い出している風だったが、
「そうだった」
と、定勝が断定した。他も頷いた。
「ヤバいところでしたね」
と、整が笑った。
「気が付いていたんですか?斎田さんたちは」
と、聞いた茂。
「気が付いていましたよ。皆さんも、気が付いていたんじゃ?」
と、聞く章。首を振る志温、慎二。
「いや、まったく」
と、茂が答えると、定勝、壮輔、勝兵が頷いた。
「しかし、なぜ、実雅子さんは?」
と、定勝が斎田兄弟に尋ねた。
「さあ?ただ、チラッとクラブに視線が行きましたから、考えたと思いますよ。でも、しなかった。人殺しになりたくなかったのでしょう」
と、章が重々しく話すと、ため息が、あちこちで漏れた。
『重村会長をはじめ会員の皆様。今日はありがとうございました。本来、ボールの回収、打席の清掃、ゴミの収集などご一緒にするべきだとわかっておりますが、本日の状況を鑑みて、先に帰宅することをお許しくださいませ。実雅子』
と、あった。見つけた茂が定勝を呼んだ。呼ばれて、
「どうした?」
と、ゴミ袋を片手に歩いてきた定勝。
「これが」
茂が実雅子の置手紙を定勝に見せた。
「ほう・・・」
と、読む定勝。ボールを集めて戻ってきた斎田兄弟と壮輔、勝兵、慎二。
回し読みした男性陣。
「できた女だな」
と、定勝。
「そうですね。あの状況で、こんな文章を残せるものですかね?」
と、誰に尋ねるでもなく独り言のように話した茂。
「うちの妻には無理だな」
と、苦笑いする定勝。
「それは同じですよ」
と、応じる茂。
「うちなら大暴れして、ケガ人が出てますよ」
と、壮輔が笑うと、
「そうですよ。死人が出てもおかしくない状況でした。わかっておられると思いますが、さきほど、実雅子さんに皆さんが迫った時、我々男性も、集まっていた女性も、誰もクラブを持っていなかった。練習が終わりということで、テーブルに立てかけたり、帰り支度で仕舞ていたりで。でも、実雅子の手元にはユーティリティがあった。あれを振り回されたら、終わりでしたよ」
と、苦笑いしたのは、斎田章。
「え?」
びっくりした慎二。そして、壮輔、勝兵、志温、さらに、茂、定勝も顔色が変わった。思い出している風だったが、
「そうだった」
と、定勝が断定した。他も頷いた。
「ヤバいところでしたね」
と、整が笑った。
「気が付いていたんですか?斎田さんたちは」
と、聞いた茂。
「気が付いていましたよ。皆さんも、気が付いていたんじゃ?」
と、聞く章。首を振る志温、慎二。
「いや、まったく」
と、茂が答えると、定勝、壮輔、勝兵が頷いた。
「しかし、なぜ、実雅子さんは?」
と、定勝が斎田兄弟に尋ねた。
「さあ?ただ、チラッとクラブに視線が行きましたから、考えたと思いますよ。でも、しなかった。人殺しになりたくなかったのでしょう」
と、章が重々しく話すと、ため息が、あちこちで漏れた。

