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第21章 魅惑のゴルフウェア

「だから、ゴルフ愛好会みたいな、身元がわかる人たちだけのところの方が安心よ。すべて、私と夫が把握しているわ」

と、話して、実雅子を見つめるサラン。

「何かあったら、私が対処するわ。任せて」

と、自信満々で話したサラン。頷く実雅子。

「そうね。不特定多数は危険ね。限定がいいわ」

と、呟くように話す実雅子。

「そうよ。限定解放よ」

と、実雅子を見つめて頷くサラン。

「そうね」

と、深く頷いた実雅子。

　　　　サランの言う通りだわ。
　　　　リスクマネジメントとして、
　　　　衝動的にしてしまうより、
　　　　こちらの方が正解だわ

納得した実雅子。

「まあ、実雅子は、最初だから無茶はしたらダメよ。だから、そのユニフォームを着て、ノーブラくらいにして。それなら、セクシーというだけで済むから」

と、微笑むサラン。頷いて、

「サラン。ありがとう」

と、話した実雅子。頷くサラン。

　　　　持つべきは友ね

そう、思った実雅子。大きく頷いて、

　　　　してやったり！

と、心の中でガッツポーズを決めるサラン。