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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第21章 魅惑のゴルフウェア
玄関扉を入ると、実雅子は、横の引き戸を開けて、シューズクローゼットに入って、スリッパに履き替えて、玄関に現れ、

「サラン。何をしているの?上がって」

と、言われて我に返ったサラン。あまりの豪華さに見とれてしまっていたサラン。玄関だけで、自分の家のリビングダイニングくらいの大きさ。

「こっちよ」

と、案内された部屋には応接セット。来客用の部屋。ローテーブルに、ローソファ。大理石のはめ込まれたローテーブル。そして、牛革のローソファ。壁はクロスではなく、そこも総タイル。イミテーションではない暖炉。そして、大開口の窓。その窓の向こうには庭。庭の向こうにはタイル張りの高い塀。その手前に、イロハモミジやハウチワカエデ、カシワバアジサイ、クルメツツジ、ソメイヨシノ、モモ、ウメなどが植えられ、その手前には砂が敷かれていて、枯山水のような光景。

その庭を囲むように、斜め方向には、LDKらしい部屋の大開口の窓が見えた。

通されたのは、いわゆる応接間。しかし、今どき、応接間のある家など稀。サランもそんな家は知らず、通された部屋がどういう部屋なのかわからなかった。ただ、広い。

12畳の畳の間。その6畳ほどに毛氈が敷かれ、その上にローテーブルとローソファの応接セット。空いたスペースは畳の間。庭とは反対側には、違い棚に床の間。床の間には掛け軸があり、『南大師遍照金剛』の文字。

唖然としているサラン。

「サラン。ゴルフ愛好会のウェアができたの?」

と、聞く実雅子。その声で我に返ったサラン。何度、我を失うことになるのやらと、ため息を吐いたサラン。気を取り直して、

「そうそう。これなのよ」

と、持って来た紙袋からウェアを出すサラン。ブラック基調のノースリーブのワンピースにシルバーの縦ラインのユニフォーム。

個包装になっているユニフォームをビニール袋から取り出すサラン。

「サイズがSとMしかなくて、実雅子はMサイズの方がいいかなって思って、Mサイズにしたの」

と、LやLLがあることは伏せて話すサラン。
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