パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第20章 ゴルフ同好会

「なんとなく、関さんの奥さんの仰ること、わかります。ムカつきますよね。自分の努力ではなく、旦那の稼ぎでいい生活している女性。こっちは生活苦なのに、余裕を見せびらかして、まして、高級ブランドの鞄とか持ち歩いて、高級車とかでカフェに来る女性」

と、言い出したのは、主婦として、旦那の稼ぎが悪いと常々愚痴っている紹子。

「それは、そう。『わたし、金持ちの男を捕まえました』みたいに、高級車を乗り回して、高級ブランドで買い物して、余裕かましている女性って、ぶち殺したくなりますよね」

と、紹子より過激な沙織。まだ、私学の高校から、名門の○○○○女子大学を卒業しているだけに、品性がある紹子。その点、公立高校から県立〇〇大学卒業の沙織は、品性で劣る。サランは、そう思うと同時に、沙織の方が、実雅子に対して、敵意が高いと感じた。ま、一番はここにいない関の奥さんではあるのだけど。

「で、どうするのですか？実雅子という女性を」

と、前向きな紹子。

「そう、どうしたらいいんですか？実雅子という女をぶち殺すには？」

と、前向きを通り越して、若干、危なげな沙織。

「沙織さん。一気にそこまで行かないわよ。徐々に進めていくから。なんと言っても合法的でないとダメ。ここにいる男性だけじゃなくて、メンバーには、紹子さんや沙織さんのお父さんも参加されているし、私たちもいるわけだから、逮捕者は出したくないの。時間はかかっても、安全に」

と、サランが話すと、

「そうですよね。合法的に、徐々に追い詰めていくということですね」

と、理解するとともに、『徐々に追い詰める』と、サディストの片鱗を見せる紹子。

「面倒くさいけど、そうするしかないわね。ま、じわじわと追い詰めるのも、楽しいかも」

と、サディストであることを隠そうともしなくなってきた沙織。

「そう、徐々に追い詰めていって、叩き堕とすのよ」

と、笑うサラン。それに和する沙織、紹子。それを見て、満足そうな志温、関、佐藤。