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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第18章 サランの陰謀
梅田駅に着くと、二人の男たちは心残りの様だったけど、改札口を出て行った。この界隈のビジネス街の企業で働いているのかもしれない。

降りるときに、

「事務所に帰り、部長に報告するぞ」

と、ハゲがデブに言った。まさか、実雅子のことを報告することはないと思ったサラン。何か仕事で京都方面に行っていて、その内容の報告をするということだと理解したサラン。

「そうですね。魅力的な女性に出会えて最高でした」

と、デブが言った。その股間がモッコリしていて、サランも目が点になったし、それを報告するの?と、思ったが、

「バカ。今日は、お前のミスを謝りに行ったのだぞ」

と、お怒りモードのハゲ。なるほど、デブがミスをして、ハゲが謝りに行った顛末を報告ということね。ふぅとため息を吐いて安堵したサラン。そして、実雅子。

実雅子のスマートフォンが鳴った。LINEの着信。サランではなかった。夫の義隆からで、

     「久しぶりの再開、どうだった?楽しいのなら、
      夕食も一緒に過ごしたらどうだ?
      こっちは、ハウスメーカーとの打ち合わせで、
      北新地でご馳走になるから」

とのメッセージ。横でチラッと見たサランが、

      「すぐそこだね」

と、笑った。頷いた実雅子。近いけど、夫とは、すれ違う。どうして、帰り道だし、一緒にどうだ?とならないの。京都河原町駅から乗るときに、夫には今から帰るとメッセージを送ったのに。横にいたサランが、LINEメッセージの上段の実雅子の文章を読んだらしく、

      「誘ってくれたらいいのにね」

と、笑った。頷いた実雅子。

      「そういうことなら、一緒に夕食にしない?」

と、サランがほほ笑んだ。夫に置いてけぼりを食った実雅子に同情する風に見えた。実雅子は、間違いなく、そう受け取った。

      「そうね。そうする」

と、返事をした実雅子。夫婦仲に隙間風があるのかも。やはり反町が言っていることは、的確だと驚いたサラン。実雅子には、付け入る隙がある。内心で嗤ったサラン。

      「リッツにする?」

サランは実雅子がここで式を挙げたことを知っていて、話を振った。

      「そうね」

頷いた実雅子。
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