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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第18章 サランの陰謀
確かに、サランにもわかる。実雅子がさらに魅力的になったことが。結婚して、妻となり、性的な経験を経て、学生時代にはなかった魅力が身についたことも。

反対に実雅子は、自分の魅力について、そこまでわかっていなかった。まして、電車に乗ることが稀な実雅子。どこへ行くときも、基本は車を自分で運転して出かけるから。しかも、出かける先は、平日の午前中のゴルフ練習場。人は疎ら。

食材の買い物は、ikariのオンラインショップ。他もオンラインが多く、モールでカートを押すということは、なかった。リアルで買い物することがあるとすれば、ゴルフショップくらい。たまに、庭に飾る花を見にホームセンターに行くことはあった。先日のホームセンターも、そういうお店。

そんな実雅子は、ホームセンターでも、必要以上に視線を集めてしまったことに、若干、戸惑っていた。そして、カフェ。

どちらも意図していただけに、戸惑いくらいだったが、この時は驚いた。阪急電鉄の車内という公共の場で、しかも、周囲に多くの人がいて、混雑する中、熱視線を送ってくる男性二人。

胸の辺りに視線を感じた実雅子。と思うと、ミニスカートの裾に纏わりつく視線。

サランは、今日の沙穂や芹那の話をしながら、スマートフォンを開いて、作ったばかりのグループLINEから、実雅子に個別のLINEを送ってきた。実雅子も話を聞きながら、スマートフォンのLINEを確認した。

   「見られているわよ」

と、メッセージがあった。

   「わかっているわ」

返信した実雅子。

   「ハゲ、実雅子の胸をずっと見てる。
    デブは、下の方だから、膝かしら」

サランから更にメッセージが来た。

   「そんなにきっちり膝を揃えなくても。
    少し開いて、ミニスカートの奥を見てもらったら?」

更にメッセージが続く。

   「あの二人、わたしじゃ、全く反応しないわ」

と、メッセージが来た。チラッとサランの方を、実雅子が見ると、サランは結構、大胆に、膝を広げて座っていた。二人の男性の視界に収まっているはずなのに、二人とも一切、そこには視線を送らず、視線は微動だにしていなかった。
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