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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第18章 サランの陰謀
時間も時間になって、そろそろ解散ということになった。

「わたしと実雅子は、神戸方面だから」

と、サランが言うと、

「そうね。わたしは京都市内だし、芹那は木津川市よね」

と、それぞれに帰る方向は違う。沙穂は、京都市営地下鉄。芹那は近鉄京都線。サランと実雅子は、阪急京都線から神戸線に乗り換えて。

サランと実雅子が一緒に座席に座っていると、仕事帰りなのか、事務所へ戻るところなのかわからないが、ビジネスバッグを持ったサラリーマンが二人が対面に座った。多分、上司と部下か、先輩と後輩。禿げ上がっているけど、肌の艶からすると50歳代の男性と、脂ぎった小太りの30歳代の男性。

サランは、実雅子と仲良くなって信頼を得るという反町との策を実行して、沙穂、芹那と別れてから、実雅子に親しく話しかけていた。

基本的には、最近のこと。特に気になったのは、旦那の話が出たときに顔が曇ったこと。お金持ちで稼ぎもいい歯科医師の夫。自慢の旦那のはずなのに、不思議だった。だから、サランは、そのことを聞いた。といっても、聞き方は難しいはずだけど、サランは、学生の頃から不躾になんでも言ってしまう、聞いてしまうキャラで通してきただけに、そのままの方が、何でも聞きやすいと思い、実雅子に対した。

「旦那さんって、やはり、その大きなバストが好きなの?」

と、サランが話を振った。

「それはない。痩せるようにずっと言われているから」

と、実雅子は答えた。

「そうなの?わたしもその方がいいとは思うけど、沙穂も芹那も、大きい方がいいみたいに言っていなかった?」

と、サランが聞くと、実雅子は、

「そうね。男性は大きい方がいいという人が多いみたい。うちの夫も嫌いじゃないと思うけど、健康に良くないからだと思うわ。サランは、いいわよね。スタイルいいから」

と、話した。サランにとって、自分のプロポーションに対する意外な理解者、それが実雅子だった。

「そう?わたしはこのプロポーションがいいと思っているのだけど、理解されないことが多いの」

サランが話すと、

「そうよね。わたしみたいだと、重いから疲れるの」

と、嘆く実雅子。
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