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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第18章 サランの陰謀
想い出のキャンパスや、想い出の場所を巡った四人。

昔話に花を咲かせ、和気藹々とした雰囲気だった。沙穂は、サランが実雅子を恨んでいるような素振りがあったから、実雅子と話しながら、自分と実雅子が距離を詰めることで、サランを諦めさせようとしていた。

サランも、それには気が付いたのか、実雅子と話し始め、諦めたように沙穂には見えた。サランにも迷いがあった。こうして久しぶりに顔を合わせて話してしまうと、仲の良かったころを思い出してしまう。

でも、今の自分の境遇と、実雅子の境遇のあまりの違いは赤裸々だっただけに、鬱屈したものが解消できるわけでもなかった。華やかな実雅子の装い。結婚指輪からして雲泥の差。着ている服も、カバンも、見栄っ張りだったサランにとって、あの地味だった実雅子に差を付けられたという屈辱をリアルに味わい続けていた。

細くてスレンダーで、「韓流ドラマに出ている女優さんみたい」と、学生時代も今も言われているサラン。胸とお尻が大きくてもっさりしていて、神戸育ちだけど妹尾姓ということもあってお上品で、育ちの良さを含めて「田舎のお嬢さん」と揶揄されることもあった実雅子と、確実に差をつけていたはずなのに、この十年の歳月で立場は逆転した。

散策の途中で立ち寄ったコンビニ。トイレに入ったサラン。32歳でこのシャープな美貌でこのシャープなスタイル。なぜ、丸顔で胸もお尻も大きくて、ポッチャリスタイルの実雅子に負けるのか、トイレの前の化粧台の鏡に映る自分を見て、悔しかった。

女は、学力でも、スタイルでもなく、結婚相手ですべてがひっくり返るのか。嘆くしかなったサラン。

もっさり、ぽっちゃりの実雅子を叩きのめしたい。やはり、その気持ちが鏡を見れば見るほど、沸々と怒りが湧いてきたサラン。
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