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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第17章 サランと実雅子
二人だけで会いたいなんて言ったら警戒されるし、家に飛び込みで行くのも同じだ。

何人かで会うというのがよさそう。タイミングもいい。大学を卒業してちょうど十年。

「卒業して十年ぶりに集まらない」

日本人が好きなフレーズだ。サランはほくそ笑んだ。大学のアルバムと、卒業名簿、そして、同窓会名簿を照らし合わせていった。

当然、警戒されないように、女子ばかりにする。と言っても、そもそも、女性が少ない工学部。

未婚は呼んでも来ない可能性が高い。あと、現役バリバリで仕事をしている人も。となると、候補は更に絞られる。旧姓で

阪本芹那、里見沙穂、崔サラン、菅佳音、妹尾実雅子、曽我里香

と並んでいる。

芹那は年賀状だけの付き合い。沙穂とは、たまに会うことがある。あとは、音信不通。阪本と、里見は、実雅子とも学生時代は親しくしていた。どちらかと言えばサランより、実雅子と近かった。どちらかというサランの方がグループに入れていなかった。

でも、実雅子が〇ITに進学してからは、大学院や○○先端技術大学院大学で、阪本、里見とは一緒で、アルバイトも一緒にしたこともあるなど、仲良くなった。

阪本も里見も、〇ITに進学した実雅子を羨ましがっていた。だからか、実雅子が途中で〇ITを辞めたときは、

「もったいない」

「どうして?」

と、嘆いていた。特に阪本は、

「実雅子は、お嬢様育ちだから、精神的に弱い。ホームシックにでもなったのかもしれない。こんなことになるなら、わたしが行けばよかった」

と、サランと同じようなことを思っていた。里見も、

「海外だからね。いろいろ大変だったとは思うけど、根性を見せて欲しかった。○○女学院ってお嬢様だから、ま、こうなることは想定内だけど」

と、呆れいてた。実雅子は、そんなことは知らないだろうけど、サランも含めて三人とも、実雅子に良い感情は持っていなかった。

だから、サランにとっては誘いやすかった。

普段からやり取りのある里見にまず連絡を取ったサラン。

「卒業から十年ね。一度、女子の卒業生で集まらない」

と、誘うと、二つ返事で、

「集まろう!」

ということになった。

「阪本さんと妹尾さんにも声を掛けるわ」

と、サランが伝えた。
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