この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第17章 サランと実雅子
そして、それから数年が経ち、サランは大学院での研究生活に力尽き、就職活動の結果、大学院の教員の紹介で、神戸製鉄に就職することができた。

「ここで、心機一転、研究をするぞ!」

と、奮起したサランだったが、現実は厳しく、企業が求めていたのは、直ちに収益につながる研究を求めており、サランがしたい研究とは、違うものだった。挫折につぐ、挫折で、心を折られたサラン。

その前に現れたのが、清水志温だった。韓国のキリスト教徒のサランと、日本のキリスト教徒の清水志温。宗教的な部分で共通する部分があり、同じく理系の研究者でもあるなど、一致点を見出し、結婚した二人だったが、気性の激しいサランを持て余している清水志温。そして、大人しい清水志温に不満なサラン。

そこに降って湧いたような、実雅子の騒動。サランの忘れかけていた怒りに火が付いた。

   そもそも、あの女がいなければ、
   〇ITに進学して、世界的研究者に慣れたかもしれないのに。
   そうすれば、経済的にも恵まれ、もっと幸せな結婚生活があったかもしれない。

沸々と怒りが込み上げてきたサラン。サランはメンバーの集まりに参加して思った。この男たちは、実雅子に興味を持っている。そう、性的に。それは志温の話からも分かっていた。

   あとは、焚きつけるだけ。

それが、サランの意志だった。そして、それに成功したサラン。メンバーの参謀格の反町から、

「実雅子とコンタクトを取ってくれ」

と、頼まれ、二つ返事で応じた。反町は、

「まずは、信用を得て欲しい。そこからだ」

と、話した。サランにもそれはわかる。罠にハメるには、信用されることから。あとは、どこで再会するか。不自然ではない出会い方。

K大学の研究室の名簿を確認した。今の住所が記載されていれば、近くに越してきたから挨拶に来たと言えばいいと思ったサラン。几帳面な実雅子のことだから、転居のたびに、報告していると思ったサラン。案の定、実雅子の住所は、今の家に変更されていることを確認したサラン。

まずは、結婚を祝して、いや、呪うために再会を。サランは予定を組んだ。
/198ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ