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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第17章 サランと実雅子
サランが実雅子を恨む理由。

〇ITの進学の問題もあったのかもしれない。しかし、それは後付けの可能性が高い。サランは学生時代、性格的に引っ込み思案だった。〇ITに進学を内心では希望していたが、家族の経済状況などを踏まえ、家族にそれを言い出せなかった。それに引き換え、実雅子は、実家が裕福で、費用面でも問題がなく、わき目もふらず、進学を希望した。その差が、結果的に、それからの人生でもプラスとマイナスに働いた。

サランは、結局、自身の進学は難しいことから、実雅子を応援するという姿勢で、実雅子に接した。実雅子は、それに勇気づけられたこともあって、恩に着ているところがあった。だから、結婚する際も招待状を送った。

しかし、サランにとって、それは、実雅子の勝利宣言に見えた。サランは当時、○○先端科学技術大学院大学で研究をしていた。当然、学生の身分。結婚する相手どころか、付き合っている男性もおらず、研究室と下宿の安アパートの往復だけの生活だった。

   結婚?リッツカールトン大阪?ご祝儀って、そんな金があるわけがないじゃない!

結婚する実雅子への妬み。リッツカールトン大阪という高級ホテルとなれば、ご祝儀だって包まないといけないことくらいは知っていた。でも、韓国料理の焼き肉店でアルバイトをしながら研究を続けているサランにそんな余裕はなかった。

しかし、実雅子が送った招待状には、「ご祝儀はご辞退させていただきます」の文言があった。それくらい経済的に余裕のあった村上家・妹尾家。だが、それが、余計にサランの怒りを買った。余裕を見せつけられているという反感。それが怒りの原因だった。

   驕り高ぶりが許せない!

それが、サランの当時の気持ちだったが、実雅子がそれに気が付くことはなかった。
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