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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第30章 特別クロッキー会③
「じゃあ早く全裸になって。」

「…はい。すみません。」

梨果は再びブラウスとスカートを脱いで片方だけの靴下も脱いだ。

何度見ても梨果の裸体は美しい。しかし今日の梨果の裸体には悲壮感があった。

「もうポーズは決めてるんだ。梨果ちゃん、俺の注文は簡単だ!M字開脚だ。」

皆が“やはりそう来た”という顔をした。前回のように皆が今まで無理に性器を開こうとはしなかったのはこの時を待っていたからだろう。

「えっ…M字開脚……」

その名称は以前私が梨果に教えたので知っている。

(やるのか?梨果。)

「せっかく早く決めたんだからさっさとしてくれないと視る時間…もとい描く時間が減っちゃうよ。」

梨果を急かす川瀬氏。

梨果は股間を手で隠しながらおもむろに両膝を立てて脚を広げた。

「梨果ちゃん、手!」

荒い語気で川瀬氏が叫んだ。

慌てて梨果は股間を隠していた手をどけた。

皆が目が飛び出そうなほどの視線を梨果の性器に集中した。

「おおっ…!!」

大陰唇はパックリと開き、幼い小陰唇が露わになっていた。

「じゃ、じゃあ今から20分計るのでデッサンを…」

腕時計を見て言う講師を川瀬氏が阻む。

「ちょっと待った、まだポーズ決まりじゃないよ。」

「え……」

息を飲む梨果。
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