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わたしの日常
第16章 S川さんたちと再会した日のこと(3)【義父目線】
男が衝立を回り込むように居場所を交換して新たな『夫婦』が成立した。目の前の礼子さんの裸体に、否応なく視線が引き寄せられる。白い肌、尖った乳首、息づかい…すべてが艶やかだった。だが、私の意識はどうしても、衝立の向こうへと引き戻される。悦子も、礼子さんと同じように、肌を晒しているのだ…。
「お気に召して頂けるか分かりませんが…。わたしはうれしいです…」
礼子さんの声がして我に返った。
「こ、これは失敬…」
詫びる言葉が口を衝いて出た。
「いえ…いいんです。無理もありません。こちらこそこんなことをお願いしてしまって…」
「すみません…。慣れぬこととはいえ、不作法なことで」
「作法なんてありませんのよ。思うがまま、お好きになさってください。わたし、本当に楽しみにしていたんです」
「それは、こちらも同じです」
「ご挨拶…させてください」
礼子さんがにじり寄って唇を重ねてきた。生温かい舌の感触は悦子と同じように思ったが、その動き方は新鮮に感じられた。ひとしきりキスを交わした後、礼子さんは身体を折ると私の浴衣の前を開き、悦子との交合で濡れたままの一物を口に含んだ。悦子の舌よりもやや薄いのだろうか。ヒラヒラとまとわりついてくるような感触を覚えた。
「ご立派です…」
口で味わった感触とはまた異なる感触に私は呻くだけだった。衝立の向こうでは、S川さんが両手を後ろについて脚を投げ出しているようだった。悦子も同じようにS川さんに口淫しているのだろう。礼子さんの味を感じながら。
「お楽になさっててくださいね」
私の様子を察したのだろうか、礼子さんが口を離して呟く。私もS川さんに倣って脚を投げ出し、脚の間に礼子さんを迎え入れた。目を閉じ、静かに顔を動かす彼女の姿を、私は黙って凝視していた。
「ああっ…」
衝立の向こうから悦子の声が聞こえた。S川さんを受け容れたのだろう。私を受け容れるときよりも上ずった調子のように思えた。それを合図とするように、礼子さんが口を離して体を起こした。
「お願いできますか…」
礼子さんが四つん這いになり尻を向けた。
「はい…」
私は礼子さんに導かれるままに挿入した。礼子さんは私を根元まで呑み込んだ。
「あ…あん…」
甘い声をあげて、私と繋がったことをS川さんに伝えたようだった。
「お気に召して頂けるか分かりませんが…。わたしはうれしいです…」
礼子さんの声がして我に返った。
「こ、これは失敬…」
詫びる言葉が口を衝いて出た。
「いえ…いいんです。無理もありません。こちらこそこんなことをお願いしてしまって…」
「すみません…。慣れぬこととはいえ、不作法なことで」
「作法なんてありませんのよ。思うがまま、お好きになさってください。わたし、本当に楽しみにしていたんです」
「それは、こちらも同じです」
「ご挨拶…させてください」
礼子さんがにじり寄って唇を重ねてきた。生温かい舌の感触は悦子と同じように思ったが、その動き方は新鮮に感じられた。ひとしきりキスを交わした後、礼子さんは身体を折ると私の浴衣の前を開き、悦子との交合で濡れたままの一物を口に含んだ。悦子の舌よりもやや薄いのだろうか。ヒラヒラとまとわりついてくるような感触を覚えた。
「ご立派です…」
口で味わった感触とはまた異なる感触に私は呻くだけだった。衝立の向こうでは、S川さんが両手を後ろについて脚を投げ出しているようだった。悦子も同じようにS川さんに口淫しているのだろう。礼子さんの味を感じながら。
「お楽になさっててくださいね」
私の様子を察したのだろうか、礼子さんが口を離して呟く。私もS川さんに倣って脚を投げ出し、脚の間に礼子さんを迎え入れた。目を閉じ、静かに顔を動かす彼女の姿を、私は黙って凝視していた。
「ああっ…」
衝立の向こうから悦子の声が聞こえた。S川さんを受け容れたのだろう。私を受け容れるときよりも上ずった調子のように思えた。それを合図とするように、礼子さんが口を離して体を起こした。
「お願いできますか…」
礼子さんが四つん這いになり尻を向けた。
「はい…」
私は礼子さんに導かれるままに挿入した。礼子さんは私を根元まで呑み込んだ。
「あ…あん…」
甘い声をあげて、私と繋がったことをS川さんに伝えたようだった。

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