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わたしの日常
第13章 再会を果たした後のS川さんへの手紙
 「前略 先日は△△荘での再会、誠にありがとうございました。僅かな時間のことではありましたが、まるで夢の中にいるかのような、正しく白日夢のような心持ちでありました。S川様、礼子様から私どもに賜りました御厚情、改めて心より感謝申し上げます。

 どう申し上げるべきか言葉に困るところではありますが、今回の経験は小生にとりまして実に貴重なものとなりました。S川様に扱っていただく悦子は、小生も見たことがないような反応を示し、今までになくありのままの姿を見せておりました。

 何ら飾ることもなくと申しますか、平たく申せば、下品に逝っておりました。下品などと言う言葉を使うとご不審に思われるかもしれませんが、小生にとりましての下品とは、普段の…まあ、自分の嫁に言うのも憚られるのではありますが、品もあり清楚な嫁が、余すところなく本性をさらけ出したことへの誉め言葉のようなものだと思っていただければと存じます。

 快楽に悶え、腹の底からよがり声を絞り出し、胴をぶるぶると震わせて絶頂する様子は、なかなかの見応えでありました。悦子にとりましても、隠すことなく全てを曝け出した誉れ高き瞬間であったと存じます。かくいう小生も、そのようなありのままの悦子の姿に激しく欲情いたしつつ、さらに正直に申せば、悦子を一人の女として解放させたS川さんにいささか嫉妬めいた感情すら持ったのでありました。

 小生はとうの前から悦子を女として解放していたつもりでありましたが、それは小生の完全なる独り善がりに過ぎなかったことを気付かせていただいたこと、このような貴重な気づきを賜りましたこと、何よりも有難く、心の底より深く感謝申し上げる次第でございます。

 また、当然のことながら、小生に対し親身なる施しを恵んでくださいました礼子さんへも深く感謝申し上げる次第であります。S川様の深い愛情の下、S川様の勿論御謙遜が込められた表現を借用するならば、「類まれなるスケベ女」として相応しい数々の技巧を身に付けられた礼子さんからその恩恵を授かることができましたことは、今後の小生と「下品に逝きまくる女」悦子の日々の暮らしにも存分に活かしていくべきものと考えております。

 末筆ながら、乱文乱筆にて失礼をお許しいただければ幸いです。お二人のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。草々」
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