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わたしの日常
第3章 はじめての小旅行

「女の人も感じのよさそうな人だったね」
「はい。女の人も悪い人ではないと思います」
汽車が着いて席に座る。汽車が動き出すとわたし達はすぐに眠気に襲われてしまい、終点で駅員さんに起こされるまで寝塗り続けてしまった。乗換駅で駅弁を買ってお昼を食べて夕刻に家に着いた。
「ああ、いい旅だった。また機会を見つけて出かけたいものだね」
「そうですね。…お義父さん、お夕食どうされます? 簡単なものになってしまいますけど…」
「芳美もいないし、今夜は大事に過ごしたいね。…そうだ、温泉から帰ってばかりでなんだが、ほら、話していたじゃないか、一緒に風呂に入ろうって」
お風呂を沸かしてわたしたちは一緒に入った。湯船は窮屈でおのずと抱き合う格好になった。
「こういう風呂もいいものだ」
義父の掌がわたしの背中から尻を往復している。
「あの男女…夫婦ではないそうだが、おそらくうちと同じで舅と嫁じゃないかな」
「わたしもそんな気がしました」
「今頃、宿に戻っただろうかね」
宿に帰ればすることはひとつ…。義父のものがみなぎっている。
「写真もいっぱい撮ったのでしょうね」
「私も始めてみようかな、写真。悦子を撮りたいよ」
湯船の縁に義父が腰かける。
「夫婦円満の御利益かな。調子がいいよ。…お願いできるかい」
わたしは脚の間で義父の肉を頬張った。
「芳美に土産を買って来なかったな。まあ、渡せるわけもないのだが」
「旅先でなにもなくてよかったですね」
そそり立つ肉棒から口を離して返事をする。
「ああ、本当だ」
そう言って義父はまた肉棒をわたしに咥えさせる。旅先で何度もわたしを貫いた義父の肉。次の日、娘が修学旅行から帰って来るまで、何度も迎え入れた。
「お帰り。楽しかったかい。お土産が早くみたいな」
「はい。お土産」
元気に帰って来た自分がお土産…ということだろう。娘が胸を張る。
「一本取られたね」
「はい。ちゃんと買って来たよ」
約束通り、義父はお城の絵葉書、わたしは最中のお土産をもらった。
「わたしがいなくて淋しかった?」
「ああ。淋しかったよ」
間髪入れずに答える義父に心の中で感心した。次の日、旅先で出会った『S川さん』から義父あての親展として封筒が届いた。
「はい。女の人も悪い人ではないと思います」
汽車が着いて席に座る。汽車が動き出すとわたし達はすぐに眠気に襲われてしまい、終点で駅員さんに起こされるまで寝塗り続けてしまった。乗換駅で駅弁を買ってお昼を食べて夕刻に家に着いた。
「ああ、いい旅だった。また機会を見つけて出かけたいものだね」
「そうですね。…お義父さん、お夕食どうされます? 簡単なものになってしまいますけど…」
「芳美もいないし、今夜は大事に過ごしたいね。…そうだ、温泉から帰ってばかりでなんだが、ほら、話していたじゃないか、一緒に風呂に入ろうって」
お風呂を沸かしてわたしたちは一緒に入った。湯船は窮屈でおのずと抱き合う格好になった。
「こういう風呂もいいものだ」
義父の掌がわたしの背中から尻を往復している。
「あの男女…夫婦ではないそうだが、おそらくうちと同じで舅と嫁じゃないかな」
「わたしもそんな気がしました」
「今頃、宿に戻っただろうかね」
宿に帰ればすることはひとつ…。義父のものがみなぎっている。
「写真もいっぱい撮ったのでしょうね」
「私も始めてみようかな、写真。悦子を撮りたいよ」
湯船の縁に義父が腰かける。
「夫婦円満の御利益かな。調子がいいよ。…お願いできるかい」
わたしは脚の間で義父の肉を頬張った。
「芳美に土産を買って来なかったな。まあ、渡せるわけもないのだが」
「旅先でなにもなくてよかったですね」
そそり立つ肉棒から口を離して返事をする。
「ああ、本当だ」
そう言って義父はまた肉棒をわたしに咥えさせる。旅先で何度もわたしを貫いた義父の肉。次の日、娘が修学旅行から帰って来るまで、何度も迎え入れた。
「お帰り。楽しかったかい。お土産が早くみたいな」
「はい。お土産」
元気に帰って来た自分がお土産…ということだろう。娘が胸を張る。
「一本取られたね」
「はい。ちゃんと買って来たよ」
約束通り、義父はお城の絵葉書、わたしは最中のお土産をもらった。
「わたしがいなくて淋しかった?」
「ああ。淋しかったよ」
間髪入れずに答える義父に心の中で感心した。次の日、旅先で出会った『S川さん』から義父あての親展として封筒が届いた。

