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続・白昼夢
第3章 再会

それと同じくしてアイコスを吸い終わり部屋に戻って来て古川も椅子に腰かけた。
古川は私の部屋に掛かっている時計を見てこんなことを聞いてくるのだ。

「時計があるってさ、時間に縛られてイヤじゃない?」
「え?別に私は気にならないわ…」

「そう?俺の家には時計は無いんだ…」
「そうなの?」

「うん、時間に縛られるのイヤなんだよね…」

私はちょっと話題を変えようと思いこう話しかけた。

「私、今まで使っていたベッドマットレスがへたれちゃってね、買い替えたのよ…」
「えー?マジで?どんなヤツにしたの?」

すると、古川は私のパソコンとベッドが置いてある奥の部屋へと移動してゆく。
そして、ベッドマットレスを指さしてこう言うのだ。

「このマットレス?」

私も古川の元に移動してこう答えた。

「そうよ、このマットレスよ、新しくて良いでしょう?」
「そうだね、いい感じじゃん?…」

古川はマットレスを両手で押しながらそう言ってきた。
ベッドに腰かけるような感じで古川はベッドへと横になってゆく。

私はその姿を見て笑いながらこう言う。

「ベッドに寝ないのー!!つか、何で4か月も経った今頃連絡なんてした来たのよー!!」

すると、古川は私の片手を取り自分の方に引き寄せてこういうのだ。
その手はちょっとヒンヤリと感じた。

「そんな事どうでもいいじゃん、こっちにおいでよ…」

そう言うと、私の顔を自分の顔に引き寄せて私の唇に唇を重ねて来た。

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