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続・白昼夢
第3章 再会

それを聞くと古川は安堵した様にするのだった。
私はその姿を見て益々おかしくなって笑ってしまう。

「笑う事じゃないじゃない?」
「ごめんね…余りにも古川くんが可愛かったから…」

古川はちょっとだけむくれている様だった。
私は自宅のドアを開けると入るように促した。

「お邪魔しまーす…」

そう言うと靴を脱ぎ前回と同じように恐る恐る部屋へと入って行った。
私は扉を閉めて鍵を掛けた。

引き戸を開けてリビングに使っている部屋に二人で入って行き私はジャケットを脱いだ。
ダイニングテーブルの椅子に腰かけて古川がこう言ってくる。

「やっぱり、この部屋広いよ…」
「そうかしら?」

「うん、広いと思う…」

広いのは二間ある部屋の襖を取り払っているせいだろう。
6畳二間を一部屋で使っているのだ。

12畳の広さがある。
広いと言えば広いと感じるだろう。

今回、古川は自分の飲み物を買ってきてはいなかった。

「古川くん、珈琲ブラックで飲める?」
「うん、飲めるよ…」

「なら、珈琲淹れるわね…」
「ありがとう…」

私はケトルにミネラルウォーターを入れてお湯を沸かし始める。

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