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続・白昼夢
第12章 エピローグ

好きかと問われれば、もう好きではないと答えるだろう。
それくらいに、私の心は古川から離れていたのだ。

メッセージをブロックされたと分かってからの1週間は本当に私の心は穏やかで静かだった。

だが、次の週の木曜日に古川からまたしてもメッセージが届く。

『ランジェリー決めた?』

そんな内容だった。
気持ちがもう離れてしまった私には彼が言っている意味が分からなかった。

何のランジェリーだろうか。
そう、思っていたのだ。

そこで暫く考えてみた。
もしかして、セフレになった時のお祝いだろうか。

そう思ったのだ。
そう言えば古川はこんな事を言っていた様に思う。

『じゃ、セフレ記念として5,000円札1枚で沢山エロいランジェリー買ってあげるよ…』

その事かと思ったのだ。
古川はまだ私の事を諦めてはいないのだとこの時思った。

こんなランジェリーの話しで私の気持ちが戻って来ると思っているのだろうか。
そんな事を考えてしまう。

でも、私はそのメッセージに返事は書かなかった。
私は仕方なく自分から古川のメッセージをブロックした。

(サヨナラ、古川くん、もうあなたと会う事はないわ…)

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