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感情の欠片
第3章 社会人として

程なくして。
営業の仕事中、ホテルに男と入っていくマスク姿のカズミを見かけた。
一応芸能人という立場だから、顔を隠しているのだろう。
気になったのは、カズミの表情が性欲に満ちていたことだ。
ホテルに入るなら当たり前かもしれない。
見なかったことにして、仕事に集中することにした。
そして再び食事会。今回はアルコール入りだ。
カズミの表情は前よりも性欲の色が濃くなっている。
「最近、カズミってセックスした?」
「ちょっと!? 何? いきなり何?」
こんな直接的な話をカズミとしたことがなかったから、動揺するのは当然だろう。
「いや……あの、私も経験がないわけじゃないし……」
否定しないということは、してるのだな。
でも、こんなに発情しているとは。
色気が過剰な状態になっている。
無意識に男を欲しがる、危うい雰囲気だ。
「おっきい方が好き? 柔らかいの? 硬いの?」
目を丸くして私の質問に驚いているが、根が真面目なカズミはちゃんと答えてくれる。
「……どっちも……」
「この後のデザートのプリンの話だよ。何想像してたの?」
「!? ……もう! 何でそんな意地悪するの」
「で、何を想像してたの?」
カズミの顔が恥ずかしさで真っ赤になった。
「おちん……ちん」
からかって表情を引き出すのも悪くないが、少しやりすぎたらしい。
恥ずかしさで体を小さくしている。
でも、エロいことが頭に簡単に浮かぶのは、あの男が原因だろう。
「完全に寝取った」と言っていたし。
「……聞きづらいことなんだけど……」
営業の仕事中、ホテルに男と入っていくマスク姿のカズミを見かけた。
一応芸能人という立場だから、顔を隠しているのだろう。
気になったのは、カズミの表情が性欲に満ちていたことだ。
ホテルに入るなら当たり前かもしれない。
見なかったことにして、仕事に集中することにした。
そして再び食事会。今回はアルコール入りだ。
カズミの表情は前よりも性欲の色が濃くなっている。
「最近、カズミってセックスした?」
「ちょっと!? 何? いきなり何?」
こんな直接的な話をカズミとしたことがなかったから、動揺するのは当然だろう。
「いや……あの、私も経験がないわけじゃないし……」
否定しないということは、してるのだな。
でも、こんなに発情しているとは。
色気が過剰な状態になっている。
無意識に男を欲しがる、危うい雰囲気だ。
「おっきい方が好き? 柔らかいの? 硬いの?」
目を丸くして私の質問に驚いているが、根が真面目なカズミはちゃんと答えてくれる。
「……どっちも……」
「この後のデザートのプリンの話だよ。何想像してたの?」
「!? ……もう! 何でそんな意地悪するの」
「で、何を想像してたの?」
カズミの顔が恥ずかしさで真っ赤になった。
「おちん……ちん」
からかって表情を引き出すのも悪くないが、少しやりすぎたらしい。
恥ずかしさで体を小さくしている。
でも、エロいことが頭に簡単に浮かぶのは、あの男が原因だろう。
「完全に寝取った」と言っていたし。
「……聞きづらいことなんだけど……」

