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微熱に疼く慕情
第3章 【甘く麻痺していく心情】

「絶対…絶対…振り向かせるからっ」
「もう良い、もう良いから…っ」
「ダメ、全然足りない」
「……おかしくなっちゃう」
「おかしくなれよ、俺だって、毎日毎日一華の事考えておかしくなりそうだっ」
泣きながらセックスされたの初めてなんだけど…?
情緒不安定な割にはずっと勃ってるんだね
奥に当たっててもうイキっ放し
ぐったりする私を色んな体位で攻め立てる
「一華……ねぇ、俺を愛して…?」
最後は正常位で覆い被さってくる
両手広げて受け入れる
「愛してるよ………多分」
「多分じゃ嫌だ」
「私の愛はひとつじゃないから」
「ズルい、それ」
「そんな私を好きになったんでしょ?2回も」
「本当、ズルい……」
「与えて欲しいなら与えてあげる……大智には大智だけにしか与えない愛ならあるよ」
本当、大智の言う通り、ズルくて下衆い女だと思う
堂々と浮気宣言
大智も浮気したんだし、その辺は強く言えないでしょ
もうあの頃の私は居ないよ
何もかも、オトナになっちゃったんだから
「他にも居るとか、泣きそう……」
挿れて来たけど足を使って横に回転したら騎乗位のスタイルになる
私が上になって見下ろしてあげるよ
あの頃の自分に今の姿見せてやりたい
リベンジ……してみるね
「それを平気でやってズタボロに傷付けたのは誰?今やっと本当の罰が下るんだね、すっごく良い気味だよ」
騎乗位での鬼ピストンに耐えれるかしら……
覆い被さり顎を掴んでキス……
下からピストンさせないようにM字に開いて上下ピストンした
もっと藻掻きなさいよ
私だって藻掻き続けた2年だったよ……
同じように苦しんでよ……
本物の愛なんてないの
此処へ来たのはもうすでに情があったから
失うのが怖いのは復讐し損ねると思ったから
この手で下して狂気漬けにしてあげるんだから……
私の身体で滅びれば良い………

