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夜に咲く名前のない恋人達
第9章 SNSで大炎上

あれから数日が過ぎ、11月10日。
その日、ぷりんは久しぶりのオフを満喫していた。
ベッドに寝転びながらスマホをいじり、11月初日から始まった司チームVSルカチームの売上バトルの経過をチェックする。
現在の差額は100万円。
まだ逆転できる数字。
それに気にしていた響と公園で話していた時の写真は、どこにも拡散されていないようで少し安心していた。
仮に拡散されていたとしても、無名の地下アイドルに興味がなく、こちらにまで届かない程度だったのかもしれない。
「頑張って。響さん。ルカチームのみんなっ」
そう小さく声に出して応援すると、気分が少し上向いた。
明日はライブがある。
その告知をしようと思い、ぷりんは自分のSNSを開いた。
《明日はこちら!》
イレブンフェス。アイドルさん10組とのフェス楽しみ~。
今日休みだったので、早く皆さんに会いたい気分。
明日会える人は、手をあげてくださーい!!
30分ほど過ぎて、いつものように、閲覧数は200ほど。
コメントも10件程度。
「明日は誰が来てくれるのかな~?」
そんなことを呟きながら、水を飲もうと立ち上がった瞬間、閲覧数が異常に増え始めた。
その日、ぷりんは久しぶりのオフを満喫していた。
ベッドに寝転びながらスマホをいじり、11月初日から始まった司チームVSルカチームの売上バトルの経過をチェックする。
現在の差額は100万円。
まだ逆転できる数字。
それに気にしていた響と公園で話していた時の写真は、どこにも拡散されていないようで少し安心していた。
仮に拡散されていたとしても、無名の地下アイドルに興味がなく、こちらにまで届かない程度だったのかもしれない。
「頑張って。響さん。ルカチームのみんなっ」
そう小さく声に出して応援すると、気分が少し上向いた。
明日はライブがある。
その告知をしようと思い、ぷりんは自分のSNSを開いた。
《明日はこちら!》
イレブンフェス。アイドルさん10組とのフェス楽しみ~。
今日休みだったので、早く皆さんに会いたい気分。
明日会える人は、手をあげてくださーい!!
30分ほど過ぎて、いつものように、閲覧数は200ほど。
コメントも10件程度。
「明日は誰が来てくれるのかな~?」
そんなことを呟きながら、水を飲もうと立ち上がった瞬間、閲覧数が異常に増え始めた。

