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バニーガールの穴の奥
第14章 深夜の店番の後……

さっきギムレットを作って貰った
ばっかりだったから、ギムレットを
飲みながらダイキリを飲む
チェイサーになってる様な
同じぐらいのアルコール度数だから
チェイサーにならない気もするが…。
そのグラスに口を付けると、
爽やかなライムの酸味と
砂糖の甘みが口の中に広がる。
俺がこうして…ユイが出してくれた
ダイキリを飲み始めた頃には
しふぉんはトイレの片付けと
自分の…身支度も済んだみたいで
カウンタ―の中に戻って来ると
俺の前に移動して来て。
『はにゃ?…どうして…
カクテル…2杯…飲んでるんだにゃ?』
「ユイ…こっち…、しふぉんに
キャストドリンクでつけてやってくれ」
そう言ってとりあえずこれ飲めと
前に自分が注文したギムレットを
しふぉんにキャストドリンクさせた。
「飲みかけで悪いが…これでも
飲めよ……金は出すからな、
お前もさっきので、喉乾いてるだろ?」
『にゃっ……!?…そ…んな事は…
ない…けど…、いただき…ます…ッ』
キャストドリンクは追加料金の
中の一部がキャストにバックで入るから
俺のギムレットをしふぉんに飲んで貰った。
ガランガランガラン…
ラビットホールのステンドグラスが
はまった…ドアが開いてベルが鳴って
客が…店の中に入って来る。

