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コンビニバイトの男の子
第7章 歪み
「ごめん。なんか焦ってしまって・・・」
貴之は申し訳無い気持ちで一杯になったが、それしか言葉にできなかった。
「先週から、何か違う感じがしたんですけど、社員旅行で何かあったんですか?」
萩子からそう問い掛けられ、アダルト動画を見たことは伏せたまま、村木から結婚の相談を受けた際に、性生活の話から最近していないことを思い出し、萩子が夫婦生活に満足しているか不安になってしまったと弁解するような感じで告白した。
「村木さんは知っています。結婚されるんですね。それで、そんな話を・・・」
「もちろん、シュウとのことは何も言っていないよ。村木の相談にアドバイスしただけ。でも、それがきっかけになったのは間違いない。人それぞれだってわかっていたけど気になってしまって、それでシュウにあんなことを・・・。ほんとにごめん」
再び貴之は謝った。そのまま項垂れる貴之を慰めるように、
「貴之さん、無理しないでください。そんな心配をしなくても、今のままで私は十分満足していますから。私は貴之さんを愛しています。この気持ちは、絶対に変わりません」
と萩子が告げて優しく抱きしめた。
「シュウ。ありがとう。僕も愛している」
先週と同じように腕の中で眠りについた萩子の温もりを感じながら、勃起不全の原因が解らず不安はあるものの、愛する妻からの変わらぬ愛を確認できたことに安堵し、やがて貴之も眠りに落ちた。
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