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コンビニバイトの男の子
第7章 歪み
女陰の表面は、乾いていた。陰裂に中指を押し当て、少し力を入れて割り込ませた。陰唇に隠されていた部分も、中心に少し湿り気を感じる程度だった。
貴之はいつもと同じ手順で萩子の躰を開いてきた。萩子の反応も、以前と変わらなかった。ただ、あの動画を観た後では、どうしても違いが気になってしまった。
(だめだ、今はシュウのことだけ考えないと・・・)
陰唇の内側を上下に擦り続けると、微かな、
「あっ、・・・あぁ・・・」
という喘ぎ声とともに、少しずつ潤いが増してきた。しかし、モザイク越しでも判った、指の愛撫だけで愛液が滴る程濡れていた女優の秘部には遠く及ばなかった。
(何が違うんだ)
貴之に焦りが芽生えた。と同時に、自身の躰の変化に気が付いた。
(え?どうして?)
萩子を抱くまで硬く勃起していた男根が、萎えて力を無くしていた。
「あっ!駄目!!」
萩子が声をあげると共に、躰をびくっと震わせた。
「貴之さん、そこいやっ」
(しまった!)
慌てて、陰唇の頂点にある陰核に触れた指をすぐに離した。この部分は萩子がかなり敏感に感じるため、いつも触れないように細心の注意を払っていたが、この時は自身の異変に意識が向き、萩子への愛撫が疎かになっていた。
「シュウ、ごめん」
萩子が、ショーツの中の手を優しく退けるとパジャマの乱れを直し、恥ずかしそうに声を掛けた。
「大きな声を出してごめんなさい。でも、貴之さんやっぱり疲れているのよ。今夜は終わりにしましょう」
「・・・、う、うん。そうだな。疲れてるのに無理して、ほんとごめん」
いつも行為の後にするように、萩子が唇を寄せた。貴之は唇を合わせながら、萩子を抱き寄せた。
(途中で萎えるなんて、今まで無かった。そうだ、きっと疲れているからだ。そうに決まっている)
腕の中で眠りについた萩子の温もりを久しぶりに感じながら、初めての異変に貴之はなかなか寝付けなかった。
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