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コンビニバイトの男の子
第6章 一夜

最初に萩子がバスタブに入ってその間悠希が頭を洗い、交代して萩子が頭を洗いました。その後クレンジングで化粧を落とします。
(ほんとは悠希くんの前で化粧落としたくないんだけど、仕方ない・・・)
悠希がバスタブから見てるのに気付きました。
「何?」
「そんな風に化粧落とすんだなーって」
「彼女さんの見たことなかったの?」
「元カノはなかったですね」
もう何の感情もなく話題にできるほど、ふたりにとって過去のことになっています。
「すっぴん見られるの、恥ずかしいんだけど」
「そういえば、朝から化粧されてましたね?」
「うん。主人が仕事に出るときは、私もちゃんとしときたいから」
萩子は顔を洗い終わりました。
「悠希くん、のぼせちゃうから先に上がって。私ちょっと温まったから上がるから」
「大丈夫ですよ」
そう言うと、躰を伸ばしていた体勢から起き上がりました。
「一緒に温まりましょう」
「一緒に?」
「はい。あ、もう何もしませんから」
「当たり前です」
笑顔を見せる悠希に返します。
(まあ、これも特別な体験・・・、よね)
「それじゃ」
萩子は向き合う形でバスタブに入りました。ふたりで入るには流石に窮屈で、並んで脚を抱えた体育座りになると、胸から上がお湯から出てしまっています。
「これじゃ温まらないですね。そうだ。僕寝そべりますので、その上に仰向けで背中預けてください」
萩子は言われた通りの体勢になると、お湯の温かさと下になっている悠希の躰の温もりに心地良さを感じました。
「重くない?」
「浮力があるから、大丈夫ですよ」
悠希が手で湯面を揺らします。
「普段、旦那さんとお風呂入ったりするんですか?」
「実は、1度も無いのよね」
「えーっ、そうなんですか」
(ほんとは悠希くんの前で化粧落としたくないんだけど、仕方ない・・・)
悠希がバスタブから見てるのに気付きました。
「何?」
「そんな風に化粧落とすんだなーって」
「彼女さんの見たことなかったの?」
「元カノはなかったですね」
もう何の感情もなく話題にできるほど、ふたりにとって過去のことになっています。
「すっぴん見られるの、恥ずかしいんだけど」
「そういえば、朝から化粧されてましたね?」
「うん。主人が仕事に出るときは、私もちゃんとしときたいから」
萩子は顔を洗い終わりました。
「悠希くん、のぼせちゃうから先に上がって。私ちょっと温まったから上がるから」
「大丈夫ですよ」
そう言うと、躰を伸ばしていた体勢から起き上がりました。
「一緒に温まりましょう」
「一緒に?」
「はい。あ、もう何もしませんから」
「当たり前です」
笑顔を見せる悠希に返します。
(まあ、これも特別な体験・・・、よね)
「それじゃ」
萩子は向き合う形でバスタブに入りました。ふたりで入るには流石に窮屈で、並んで脚を抱えた体育座りになると、胸から上がお湯から出てしまっています。
「これじゃ温まらないですね。そうだ。僕寝そべりますので、その上に仰向けで背中預けてください」
萩子は言われた通りの体勢になると、お湯の温かさと下になっている悠希の躰の温もりに心地良さを感じました。
「重くない?」
「浮力があるから、大丈夫ですよ」
悠希が手で湯面を揺らします。
「普段、旦那さんとお風呂入ったりするんですか?」
「実は、1度も無いのよね」
「えーっ、そうなんですか」

